オーディブルを始めて5ヶ月、最近は、佐藤正午の「熟柿」、宮部みゆきの「名もなき毒」を聴きました。
熟柿は、妊婦さんが伯母の葬式の帰りに老婆を轢いてしまう。その後の人生の話。罪に向き合うという事、まわりの人々の人生、切ない切ない物語。人1人を殺してしまった重い事実。粉々に壊れてしまった人生。一筋の光。ぜひ読んでほしい。
「名もなき毒」も良かった。
杉村三郎シリーズの2作目だったようです。テレビドラマ化で杉村役の小泉孝太郎がピッタリな役柄。
(以下、オーディブル説明欄より一部抜粋)
人の心の陥穽を圧倒的な筆致で描く吉川英治文学賞受賞作。
解雇されたことを根に持って杉村をつけ狙う原田いずみは、悪意に心をのっとられた存在だ。その行動は危険であるのに幼稚極まりない。彼女は真の大人になる契機を摑むことができずに成人してしまった偽の大人であり、人の世にありながら他者の痛みを感じることができなくなった歪な精神の持ち主なのだ。
思い起こせば、そうした者たちが仮面をつけたままこの社会で普通に生活しているということを、早い段階から不安視していたのが宮部みゆきという作家だった。(杉江松恋「解説」より)
私は思う。この本は2011年に発売されたものだが、嫉妬や思い通りにいかず、暗い闇のような自分の人生の鬱憤を、何の関係もない人のせいにして、人を傷つける。人間の毒、毒を吐く。こんな悪人の事件が年々多くなってきてるような気がする。誰かが毒を吐く前に、貧しさや虐待などを助けられる社会の構造であってほしい。それはとても難しいとは思うが、近年AIやネットが活用されているが、やはり最後は人間は人間が面と向かっていかなくてはいけないのじやないだろうか?何も知らない私に現場で働いている人達には、叱られそうだが。悲しい事件や凶悪事件をニュースでみると、そう
祈らずにはいられない。
さて、オーディブル月額1500円。
本を買ったら、場所は取るし、よっぽどじやないと読み返したりしない。1500円はお得かな?他にも童話(ムーミン、不思議な国のアリス、メアリーポピンズ、ニルスの不思議な旅、不思議駄菓子屋 紅天堂など)そのうち読もうと思い、ライブラリーに追加した。
- 前ページ
- 次ページ