暖かくなってきました。
表題の通り、ずっとやろうと思いつつ延び延びになっていたリールの改造ネタです。
リールのハイギア化
12 カーディフ CI4+C2000SS
- 自重: 165g
- ギア比: 5.0
- スプール径: 42mm
- 最大巻上げ量: 66cm (スプール径×円周率×ギア比)
トラウト専用という位置づけでしたがアジングにも最高なスペックでした。今でも現役のこいつをハイギア化(HGS)します。
交換パーツ
交換パーツは以下の4点。(+調整用シム類)
- ピニオンギア
- ウォームシャフト
- ウォームシャフトギア
- ドライブギア組
SSモデル(ノーマルギア)とHGSモデル(ハイギア)のパーツリストを見較べてパーツを取り寄せます。
分解・交換・組み立て
言うまでもなく自己責任で。
メインシャフトの0.9mm六角イモネジを抜くところからスタート。
メモ代わりに写真を撮ったりしつつ…
ワンウェイクラッチは本題ではないのでノータッチ。
ピニオンギア
ドライブギア
ウォームシャフト/ギア
パーツクリーナーで洗浄・脱脂。新油を注して逆順で組み付け。
この作業でギア比はノーマルの5.0からハイギアの6.0へ。
- ギア比: 5.0 →6.0
- 最大巻上げ量: 66cm →79cm (42mm×3.14×6.0)
これでもうしばらくは最前線で闘ってもらいます!
ハイギア派になった理由
自分がハイギアを好むようになった理由──それは使用するロッドが変わった事と関係があります。元々はロクテン(6ft10in)を使っていたんですよね。それが今ではゴーゴー(5ft5in)がメインロッドになっています。
- 6'10"=208cm
- 5'5"=165cm
つまりこういう事です。
- 6'10"=208cm →ノーマルギア3巻き分
- 5'5"=165cm →ハイギア2巻き分
ロッドを立てながらさびいた後、ロッドを戻して糸ふけを取る。この一連の動作をした時にハンドルがおおよそ同じ位置で収まるんです。
- 5'5"=165cm →ノーマルギア2巻き半
ね、どうにもノーマルギアだと収まりが悪いでしょう?!
自分にとってはこの使い勝手の違いがメインの理由で、、回収が速いのは些末な事、巻きの感度云々はもっと違いがよく分からなかったりします。
あと強風による糸ふけでアワセが決まりづらい時、ハンドルを回しながら大アワセするとポロリが減ることがままあるのでちょっとだけハイギア有利かな?とも思っています。
── さて金曜日、3年ぶりとなる祭り会場に遠征しようかな?