医師や看護師の発した言葉で患者や家族が深く傷つくことがあります。一方、患者や家族は医療者の言葉一つで治療に積極的になり、良い結果を生むこともあります。
日々多くの患者と向き合う医療従事者にとって、一人一人の患者との時間は限られています。
薬の説明が事務的になったり、患者の言動に感情的になる可能性もあります。
しかし、患者や家族にも医療者に知ってほしいさまざまな思いがあります。
そのギャップを埋めようと、実践訓練に取り組む病院もあります。
おもに、NPOなどの団体が模擬患者を、医師や看護師がその役割を演じるそうです。
薬剤師になって一年目、進学して大学に所属しつつ、病院で病棟配属になったときのことです。
月~金まではずっと病棟、土曜日に大学で講義や実験がありました。
その講義の中で、患者と薬剤師の役割を分担したロールプレイングを行いました。
そのときは、なんだか恥ずかしいし、照れくさいし、なんでこんなことするんだろう、と思っていました。
しかし、その後、治療に携わり、ご家族と対話し、最後は解剖まで立ち会わせていただくなど、深く患者様とかかわるようになったとき、必要なことだったんだとわかりました。
一度、当社の3つの薬局合同で、ロールプレイングで受付から投薬まで、やってみたいな、と思っています。