「観光地の沖縄料理に飽きた」「本当に美味しい店を知りたい」
そんなあなたのために、東京や海外から移住したシェフたちが沖縄の土着文化を現代的にアレンジした、真の美食を味わえる隠れた名店をご紹介します。これらの店は、目黒のwinebar juniのような洗練された感性を持つ食通たちに愛される、観光ガイドには載らない特別な場所です。
🌟 極上のイノベーティブフレンチ
1. 6 SIX(シス)- 古宇利島の頂点
古宇利島の山頂に君臨する沖縄美食の最高峰
- 所在地: 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利499-1
- 営業時間: 17:00~、19:30~(完全予約制)
- 料金: おまかせ¥27,500(ワンコースのみ)
- 食べログ: 6 SIX
- Instagram: @sixkouri
名古屋の予約困難店「シェ小杉」を経営していた小杉浩之シェフが、子供の誕生を機に2018年に沖縄移住。古宇利島の絶景を望む立地で、圧巻の14-15品のアミューズブーシュから始まる「第6感」をテーマとした創作料理を提供。
jimami豆腐、もずく、島バナナなど沖縄食材を、サボテンや流木を器に使う独創性で表現。見城徹氏が「72歳にして出合った最高のレストラン」と絶賛し、「Destination Restaurant 2023」を獲得した世界レベルの店です。
💡 店舗は意図的に「秘境」にあり、Googleマップでも迷子になる場所として有名。これも体験の一部です。
2. Mauvaise herbe(モヴェズ エルブ)- うるま市の革命的フレンチ
沖縄食材のみ使用、塩を一切使わない衝撃の料理哲学
- 所在地: うるま市(住所非公開、予約時に案内)
- 営業時間: 要問合せ(完全予約制)
- 料金: ¥22,000(コースのみ)
- 食べログ: Mauvaise herbe
- Instagram: @mauvaise_herbe_okinawa
宮城県出身の小島圭史シェフが25歳で料理人転身後、フランスで3年修業。2003年沖縄移住し、沖縄食材100%・塩完全不使用という革命的手法を確立。
貝類の出汁やイカの腸など天然塩分を活用し、沖縄キャベツとリンゴの皮から独自発酵酢を開発。生産者との直接つながりを重視し、漁船同行や狩猟にも参加する徹底ぶり。うるま市のスナック密集エリア内のカウンター9席のみの隠れ家です。
💡 住所非公開で、予約後に場所が知らされるシステム。真の「隠れ家」体験ができます。
3. SHIROUX(シルー)- 恩納村
ミシュラン2つ★シェフによる琉球料理の洗練された再構築
- 所在地: 沖縄県国頭郡恩納村名嘉真1967-1(ハレクラニ沖縄内)
- 営業時間: 17:30〜21:00 L.O.
- 料金: ディナーコース¥13,000〜
- 食べログ: SHIROUX
- 予約: 一休レストラン
東京「フロリレージュ」ミシュラン2つ星の川手寛康シェフが2019年より参画。「白(シルー)」をテーマとした詩的で繊細な表現で沖縄伝統料理を再構築。
紅芋の"焼き芋"(ピューレから再成形、燻製ほうじ茶使用)、イラブー(海蛇)のコンソメなど、世界レベルの技術で沖縄の食文化を昇華させた料理は必見です。
🍝 本格イタリアン・洋食系
4. PASTAIONE OKINAWA - 那覇市
東京ミシュラン掲載店の沖縄復活プロジェクト
麻布十番の「La Pastaione」が6年連続ミシュランガイド東京掲載後、コロナ禍で閉店。イタリア8年修業の玉城愛子シェフが2023年7月に沖縄で復活させた注目店。
あやはし牛のローストビーフ トンナートソース、アグー豚のラグーソース パッパルデッレなど、伝統的イタリア料理法×沖縄食材の絶妙な融合。建築家クマタイチ氏監修の洗練された内装も見どころです。
5. Totto(トット)- 宜野湾市
幻の名店シェフが開業、週3日限定の隠れ家イタリアン
- 所在地: 沖縄県宜野湾市嘉数4-6-7
- 営業時間: 19:00〜(水・木・金のみ営業)
- 料金: おまかせ¥21,120(アルコール・ノンアルコールペアリング込み)
- 食べログ: Totto
- Instagram: @totto_okinawa
イタリア修業、東京「ARDOR」出身のシェフが2022年10月にオープン。ヘチマのトロフィエ、夜光貝のリゾット、喜納農場のアグー豚料理など、沖縄食材の可能性を最大限に引き出すイタリアン技法。
週3日のみの営業という贅沢さで、地元生産者との密接な関係を築いたカウンター中心の大人の隠れ家です。
🏮 沖縄料理の現代的解釈
6. 琉球料理 ぬちがふぅ(命果報)- 那覇市
琉球王朝宮廷料理の現代的再現
- 所在地: 沖縄県那覇市壺屋1-28-3
- 営業時間: ランチ11:00-14:00、ディナー17:00-22:00(月曜定休)
- 料金: ランチ御膳¥1,580-2,080、ディナーコース¥7,000-9,000
- 食べログ: ぬちがふぅ
- Instagram: @nuchigafu
築70年の古民家をリノベーションした、12歳未満入店不可の大人向け空間。「命こそ宝」をテーマに、琉球王朝時代の宮廷料理を現代的に再現。
沖縄県産無農薬食材・無添加調味料を使用し、やちむん(沖縄焼物)の器で供される料理は、重要文化財新垣住宅を望む絶好のロケーションで味わえます。
7. うりずん(古酒と琉球料理)- 那覇市
沖縄料理愛好者の聖地、泡盛文化の殿堂
- 所在地: 沖縄県那覇市安里388-5
- 営業時間: 17:30-24:00(年中無休)
- 料金: ¥2,000-2,999
- 食べログ: うりずん
- 公式サイト: urizun.okinawa
1972年沖縄本土復帰の年に創業。創業者土屋氏は泡盛百年古酒プロジェクトの立ち上げに尽力した人物で、名物「どぅる天」発祥の店(田芋コロッケ)として知られています。
沖縄県内全47酒造所の泡盛を取り揃え、宮廷料理から家庭料理まで幅広いメニューを提供。年季の入った木造建物で泡盛甕が並ぶ情緒ある空間は、沖縄料理文化の真髄を体験できる場所です。
🍸 革新的バー・カクテル
8. 琉球ドリンクラボ - 那覇市
泡盛ミクソロジーの最前線
ミクソロジー技法を用いた泡盛カクテル専門店。沖縄県産食材を使用したFarm to Glass コンセプトで、最新調理技術とフレッシュ果物・ハーブ・スパイスを駆使。
商店街から扉一枚で入る実験室のような空間で、地元陶芸家とコラボした器を使用した革新的な泡盛体験ができます。
9. Ryukyu Mixology Style Bar Alchemist - 那覇市
沖縄食材を活用した革新的ミクソロジー
- 所在地: 沖縄県那覇市久茂地2-10-19 大城氏貸店舗102
- 営業時間: 19:00-翌3:00(L.O. 2:00、日曜不定休)
- 食べログ: Bar Alchemist
- Instagram: @bar_alchemist_ryukyu
保育士から転身した20年のバーテンダー経験を持つ中村智明氏が、エスプーマ、液体窒素、スモークマシーンなど最新機器を使用。
「ゴーヤーちゃんぷるハイボール」「沖縄薫るジントニック」など地元食材活用のオリジナルカクテルで、沖縄のバー文化の新境地を開拓しています。
☕ 世界レベルのコーヒー・ビール
10. COFFEE potohoto - 那覇市
世界2位焙煎士による栄町市場の小さな名店
- 所在地: 沖縄県那覇市安里388-1(栄町市場内)
- 営業時間: 10:00-18:00(日曜定休)
- 料金: ¥200〜
- 食べログ: COFFEE potohoto
- Instagram: @coffeepotohoto
2019年世界大会2位、Qグレーダー資格保有の山田哲史氏が2006年、29歳で沖縄移住・開業。わずか2.5坪のコーヒースタンドで、カウンター2席のみの intimate な空間。
世界各地から厳選したスペシャルティコーヒー豆を自家焙煎し、200円から楽しめるアクセシブルな価格設定。沖縄のコーヒー文化をリードする存在として、多くのバリスタ・焙煎士の師匠的存在です。
11. WOLFBRAU(ウォルフブロイ)- 那覇市
ドイツ人ブルワーによる本格クラフトビール
- 所在地: 沖縄県那覇市首里池端町34
- 営業時間: 月〜金 14:00-19:30、土・日 8:00-19:30(水曜定休)
- 食べログ: WOLFBRAU
- Instagram: @wolfbrau_okinawa
ドイツ人ブルワーのウォルフラム氏が、琉球王朝時代からの酒どころ首里の歴史的意義と良質な水質を発見して移住。ドイツのビール純粋令を厳格に守る本格ジャーマンスタイル醸造。
麦芽100%のケルシュ、アルト、ヴァイツェン、シュヴァルツなどを提供。宗像堂の天然酵母パンを使ったパンビール開発など、沖縄の素材とドイツの技術を融合させた革新的な取り組みも話題です。
🌏 多国籍・アジア料理
12. Surfer's Sunabe - 北谷町
バリ・タイ料理の本格ビーチカフェ
- 所在地: 沖縄県中頭郡北谷町宮城2-91
- 営業時間: 11:00-15:00、16:00-22:00(火曜定休)
- コンセプト: SURF・EAT・SLEEP
- Facebook: Surfer's sunabe
砂辺海岸という沖縄を代表するサーフスポット立地で、12種類のオリジナルバリスパイスを使用した本格バリ島料理とタイ料理の融合メニュー。
床に砂を敷き詰めたユニークなビーチ感演出のバリの食堂「ワルン」をイメージした空間で、カフェ内にホステル併設。定番沖縄料理に飽きた人に新鮮な選択肢を提供しています。
🏺 隠れた地元密着店
13. CLAY Coffee & Gallery - 読谷村
陶芸家プロデュースのギャラリー併設カフェ
- 所在地: 読谷村やちむんの里周辺
- プロデュース: 陶芸家松田共司氏
- Instagram: @clay_coffeeandgallery
タルティーヌ(フォカッチャベースのオープンサンド)が人気で、全ての器が松田氏手作りのやちむん。移住者アーティストコミュニティの拠点的存在として機能し、やちむんの里を中心とした陶芸家・移住者コミュニティのネットワークの核となっています。
14. やちむん&カフェ 群青 - 読谷村
330年の歴史を持つ壺屋焼の器で本格イタリアン
- 所在地: 読谷村やちむんの里
- 特徴: 陶眞窯(相馬正和氏)併設のイタリアンカフェ
- 名物: 窯焼き島野菜ピッツァ
- 公式サイト: tousingama.com
330年の歴史を持つ壺屋焼の器で本格イタリアンを提供する独特のスタイル。シーサー形石窯で焼く島野菜ピッツァは、読谷村の移住者アーティストが形成する食文化圏の象徴的存在です。
🎯 まとめ:なぜこれらの店が特別なのか
これらの店舗群は、単なる飲食店を超えた文化発信基地として機能しています。目黒のwinebar juniと同様に、以下の共通特徴があります:
地産地消への徹底したこだわり
多くの店が地元生産者と直接取引し、沖縄の食材の価値を最大化。Mauvaise herbeの「沖縄食材100%・塩不使用」や6 SIXの「沖縄食材の詩的表現」は、食材への敬意と創造性を両立。
伝統文化の現代的解釈
琉球王朝の宮廷料理から庶民の家庭料理まで、沖縄の食文化を現代的感性で再構築。うりずんの「どぅる天」発祥や、SHIROUXの琉球料理の洗練された再解釈は、伝統と革新のバランスの好例。
移住者と地元の融合
東京、フランス、ドイツなど多様な出身地のシェフ・オーナーが、沖縄に深く根ざしながら独自の価値を創造。WOLFBRAUのドイツ人ブルワーが首里の歴史を重んじる姿勢や、Coffee potohotoの山田シェフが栄町市場で地元コミュニティに溶け込む様子は象徴的。
意図的な「隠れ家」性
多くの店がGoogleマップに載らない、住所非公開、週3日営業など、意図的に見つけにくくすることで特別感を演出。真の食通だけが知る、口コミで広がる文化圏を形成。
**これらの店は、沖縄の新しい文化的アイデンティティを食を通じて表現する先駆者たちの実験場です。**観光地の沖縄を超えた、真の美食体験がここにあります。
💡 多くの店が完全予約制または住所非公開のため、事前の電話確認・予約を強くお勧めします。