アクトスペース鉢形
友人二人に連れられて語り芝居を見てきました。
出演者に、友人もいます。
私、中学の時、演劇部。
中2の時に、真夏の夜の夢を
喜劇で脚本・演出したことがあるのでした。
その道にすすもうと思わずに、
舞台・映画が大好きになりました。
そんな私がおすすめしたいお芝居。
いろいろな方が楽しめます。
宮沢賢治語り芝居、2作品。
『なめとこ山の熊』
なめとこ山の山麓に小十郎という男が
物語には登場しない、黄色い犬と熊の猟をする話。
小十郎は、熊の言葉がわかるようになる。
撃った熊。
お店に肝と皮を売りに行く、
ある日、目の前を背中を向けてよじ登る熊、
やり残したことがあるから、2年後まで死ぬのをまってくれと
熊に言われた小十郎は・・・
『フランドン農学校のぶた』
フランドン農学校で飼われているヨークシャイヤの豚、トン。
人間の言葉がわかる豚。
家畜を殺すのも承諾書が必要。
承諾書に前足のつめで印を押し・・・
初めて、お伽座のお芝居を見ました。
語り芝居というのは、演技をしつつも物語を話すことになるけれど、
セリフを覚えるよりも、本の一字一句を覚えることは難しい。
このような語り芝居ならば、
子どもたちも宮沢賢治の作品を理解し易いと思いますよ。
お子様を連れて宮沢賢治の作品を親子で楽しめます。
観て楽しい♪聞いて楽しい♪
コミカルなテンポのよさ、引き込まれていきます。
かた苦しいお話なら考えちゃうけれど、
とっても噴出しちゃいます。
眠る前に、子どもに本を読んであげる。
読み聞かせより、動きのあるお芝居は、
物語の文章が頭に甦ります。
このお芝居を観たあと、秩父で夜、星を眺めて・・・
ちょっと人とちがったデートも素敵!
宮沢賢治の作品のアーティスティツクなところ。
描くことも歌にすることも、ちょっと不思議感も素敵だから。
ちょっと、のぞきに行ってみてもよいでしょう。
劇団お伽座 048-581-7449
アクトスペース鉢形
関越自動車道花園インターから国道140号
秩父寄居方面へ玉淀大橋左折(254号)
〒369-1224埼玉県大里郡寄居町鉢形248-4