人身事故の影響で・・・ | ことのは帖…息子2人育児中…

ことのは帖…息子2人育児中…

不妊症治療の末、2006年11月11日、待望の長男誕生!
坊っちゃんの自然な卒乳まで気長に付き合い、2歳半でついに卒乳!
そして…坊ちゃん3歳の時、自然妊娠で二人目妊娠。
2010年7月12日、次男坊誕生!
そして生後まもなく次男坊の異所性蒙古斑治療開始→治療終了!

今朝、駅に着くと

京都方面行きが
「人身事故の影響で」
運転が休止状態!


神戸方面へは
とりあえず通常運行中だった為、
電車の到着をホームで待っていると
定刻通りに電車が滑り込んできた。

おかげで、私の通勤には

まったく影響なしだったけれど・・・


人身事故って
自殺かな?事故かな?


私は基本的には、

(自分に関係のない他人なら)

死にたければ死ねばいいと思ってるし、

どうせ死ぬなら

他人の迷惑になる死に方だけはやめろって

思っているくらい。


でも・・・

自分だけは

どんなに辛い事があっても

どんな目にあっても

自殺だけはするもんかって心に決めてる。


それは、昔、友達が自ら首を吊って

死んでしまったから・・・。


(ここからはちょっと悲しい話なんで、

暗くなりたくない方はパスして下さい)



いつも一緒にバカな事をして、
よく散髪したての坊主頭を触らせてもらっていて、


いつも研究室棟の入口で

タバコを吸っているか、
紙パックのカフェオレを飲んでいて、


いつも明るくて楽しそうに笑っていて、
ありきたりの表現だけれど
「自殺なんて絶対しなさそう」だった。


知らせがきた時も誰も信じなくて、
でも、確実に告別式はやってきて、


喪主である父親は

憔悴しきって声にならなくて挨拶も出来ず、
付き合っていた彼女は棺にすがり付いて泣き叫び、
男友達も女友達もずっと泣き続け、


そして、それぞれが自分を責めていた。


まったく友達の異変に気付かなかった事、
相談さえもされなかった事、
それはどこか自分の所為なのではないかと
誰もが自分を責めていた。


遺書は一応あったけど、
まったく納得いく内容ではなくて、
誰もが混乱していたし。


あれは、私の今までの人生の中で
最も悲しく、
最も心に重い、
そんな出来事だった。


骨になってしまった友達は、
もう一緒にバカな事をして笑い合っていた友達ではなく、
ただの白い物体で、

それを見ても何の感情も湧かなかった。


私達は帰り道、
またうっかり泣きそうになるのを抑えながら
ポツポツと思い出話をしながら車を走らせた。


私は、その時、
こんなにも周りの人達の心に
痛手を残すなら、
この先、どんな事になっても
自殺だけはしないでおこうと決意したし、
自殺を選ぶ人達を

(自ら死を選んでしまった私の友達も含め)
バカだなぁと今でも思う。


JRは人身事故が多いので、

そんなアナウンスが流れてくると、

ついつい

この事を思い出してしまって

ちょっと悲しくなってしまいます。


以上、長くて暗い話でごめんなさいでした!