湖北の事件・事故簿 | 近江毎夕新聞

湖北の事件・事故簿

万引き犯を逮捕
 長浜署は五日、長浜市内の大型店で食品類を万引きしていた米原市内の派遣社員男性(33)を窃盗の現行犯で逮捕した。この日午後六時五十分ごろ、店内で肉類など十四点、販売価格約四千円分を手提げバッグに隠し入れ、レジを通らずに店外に出ていた。

侵入盗犯を再逮捕
 県警と長浜、米原両署は六日、住居侵入と窃盗の容疑で、米原市内の無職男性(23)=先月十二日に別の窃盗で逮捕、起訴済み=を再逮捕した。警察署では、今年秋ごろから湖北地域の農村部で連続していた侵入盗事件に関与しているとみて調べを進めている。
 今回の逮捕容疑は先月五日午後四時ごろから七日午前四時半ごろまでの間に、長浜市内の会社役員男性(63)宅に侵入し、室内に置いてあったバッグの中から現金五万円、デジタルカメラ一台(時価七万円相当)を盗んだ疑い。無施錠の勝手口から侵入したとみられる。
 今年九月二十九日以降、米原、長浜両市で民家に忍び込んで荒らす事件が続発していたが、先月十二日の逮捕後、被害が止んでいた。警察署では無施錠の裏口から侵入する手口などから一連の侵入盗事件は同男性の犯行と見て調べを進めている。

高校生が暴行
 米原署は六日、米原市内の公立高校男子生徒(17)を傷害の容疑で逮捕した。調べによると、高校生は五日午後六時半ごろ、米原市内の路上で、歩いていた女性(17)を背後から羽交い絞めにし、口を押さえるなどの暴行を加えた疑い。女性は逃げる際に転倒し、右ひざを切るけがを負った。同署で高校生の動機などを調べている。

飲酒運転で追突
 長浜署は八日、酒気帯びで乗用車を運転し、路肩に停止していたトレーラーに追突した、長浜市内の飲食店店員男性(29)を道交法違反の現行犯で逮捕した。
 調べによると、男性はこの日午前二時過ぎ、長浜市平方町の湖周道路を普通乗用車で走行中、路肩に停止していたトレーラーに追突した。けが人はいない。駆けつけた長浜署員が男性の呼気を検査して酒気帯び運転がわかった。

電線盗の共犯逮捕
 県警と長浜、米原、木之本の三署は八日、建造物侵入と窃盗の容疑で名古屋市千種区の運搬作業員男性(41)を逮捕した。
 調べによると、同男性は、住所不定、アルバイトの男性(29)=先月十七日に逮捕済み=と共謀し、今年二月六日午後九時四十分ごろから翌七日午前七時四十五分ごろまでの間に、長浜市内の建設会社工場の建設現場に侵入し、配線工事を終えていた電線約百四十㍍、時価六十二万四千円相当を外して盗んでいた。アルバイト男性の供述から、共犯がわかった。
 アルバイト男性の仕事上の上司に当たる運搬作業員男性は、建設現場の外で窃盗の指示を出し、アルバイト男性が工事現場に侵入して電線の引きはがしなどをしていたとみられる。警察署ではほかに共犯者がいないかなど、調べを進めている。