盆梅展に新色手ぬぐい 「梅とひょうたん」柄の男性向け | 近江毎夕新聞

盆梅展に新色手ぬぐい 「梅とひょうたん」柄の男性向け

 来年一月七日から長浜市港町の慶雲館で開幕する「長浜盆梅展」に向け、主催の長浜観光協会(岸本一郎会長)は同展をテーマにした木綿製のオリジナル手ぬぐい(九十㌢×三十五㌢)の瑠璃色バーションを製作した。三月十二日までの開催期間中、展示会場などで販売する。
 今年一月には、淡いピンク地に白く抜かれた梅の花とヒョウタンが細かく不規則に配された絵柄と、枝垂れ梅をイメージした朱色と抹茶色系の絵柄の二種を製作、販売していた。今回は梅の花、ヒョウタン柄タイプをピンクから瑠璃色に変更したもので、紫色を含んだ鮮やかな青色が特徴。どちらかというと男性指向という。手ぬぐいは染料の乗らない絵柄「抜き」の部分に糊を付け、重ね上げた生地に染料を注いで染め上げる伝統的な型染めの一つ「注染(ちゅうせん)」で製作されていることから、製品のロットごとに微妙に色合いが異なるのも一興という。製作は東京都あきる野市の(有)きれ屋。一枚千八十円。
観光協会では手ぬぐいとして使用する以外にもテーブルクロスやハンカチ、風呂敷きなどとして活用してほしいと呼びかけ、盆梅展の定番みやげとして長く販売したい考え。
〔写真〕来春の長浜盆梅展会場で発売されるオリジナル手ぬぐい「梅とひょうたん」の新色版