大見得に観客熱視線 連日大入り豊公荘の大衆演劇 | 近江毎夕新聞

大見得に観客熱視線 連日大入り豊公荘の大衆演劇

 人情劇と舞踊ショーで人気の大衆演劇「市川ひと丸劇団」の公演が今月二十八日まで連日、長浜市公園町の国民宿舎豊公荘で開かれ、座長の市川ひと丸さん(49)と、子ども役者を含む役者陣十一人の当意即妙のアドリブ掛け合いや豪華な歌謡ステージで観客を沸かせている。
 二月一日から始まり連日、満員御礼の盛況。毎日演目が変わることから、連日の通い客もあり、人気は回を追うごとにうなぎのぼりとなっている。同劇団の演目レパートリーは二百余り。特に人情劇で子役の名演が光る。
 長浜旅館飲食協同組合と長浜旅館組合が主催する今年六回目の「長浜大衆演劇」で、開演は午後一時半から同三時半まで。今シーズン最後の特別公演は二十四日午後一時半から。二代目水城たかしさんの十四歳誕生日(今月二十二日)と、女優、愛川こころさんの十九歳誕生日(今月二十八日)を記念した「W誕生日公演」で、時間延長の熱演舞台となる。
 芝居見物料は千五百円。小学生八百円。芝居見物と弁当セットの予約コースは二千六百円、同セットに長浜盆梅展観覧券を付けた三千円のコースもある。食事はいずれも別会場。芝居見物と一泊セット(二食付)は八千八百円。なお特別公演の水曜日は三百円の追加料金が必要。芝居チケットで豊公荘の太閤温泉入浴料六百円を四百円に値引きする。詳しくは豊公荘(62―0144)。
〔写真〕座長の市川ひと丸さん