伊吹山頂 花次々と | 近江毎夕新聞

伊吹山頂 花次々と

 伊吹山山頂の「お花畑」で高山植物が次々と開花し始めた。伊吹山ドライブウェイを経営する日本自動車道(株)伊吹山ドライブウェイ事業部では、ホームページで花の写真入りの開花情報を掲載し、伊吹山観光をPRしている。
 同事業部によると、開花の見ごろを迎えているのは、山頂の各所に小さな白い花のかたまりで点在する「イブキシモツケ」、主に西遊歩道の斜面に咲くミカンの花に似た「クサタチバナ」=写真。可憐な姿で六月山頂のヒロイン「グンナイフロウ」、「カコノソウ」も開花し始めたという。
 伊吹山山頂には千二百~千三百種の高山植物が自生し、四~十一月に次々と開花期を迎える。色とりどりの花が咲き競う見ごろのピークは七~八月。山頂は気温が平地に比べ八~十一度低く、お花畑と滋賀、岐阜の大パノラマが展望できることから、盆休暇にはドライブウェイの利用がピークを迎える。