茅の輪が登場 | 近江毎夕新聞

茅の輪が登場

 各地の神社鳥居に茅(かや)草で作られた大きな輪「茅の輪(ちのわ)」が掲げられ、参拝者の潜り抜けで賑わいを見せている。
 「夏越(なご)しの大祓(おおはらえ)」に備えた祭祀具で、8の字に三度くぐり、本殿に参拝すると、今年前半の「罪、けがれ」をはらうと伝えられる。
 長浜市宮前町の長浜八幡宮では二十五日から七月五日まで茅の輪を設置。今月三十日午後五時から大祓式がある。また、昨夏に茅の輪が復活した長浜市東上坂町の上坂神社でも二十八日に設置され、三十日午後一時から大祓の神事がある。茅の輪は七月三日まで吊るされる。
〔写真〕長浜八幡宮の茅の輪をくぐる園児ら