八幡宮で大祭 シャギリ演奏奉納も | 近江毎夕新聞

八幡宮で大祭 シャギリ演奏奉納も

 長浜八幡宮=長浜市宮前町=の秋季例大祭が十三日から始まり、この日午前に南呉服町の御旅所まで神輿(みこし)渡御があった。
 十五日午前十時から八幡宮本殿で例祭、講社大祭があり、午後六時半からは同宮の能舞台で「薪能(たきぎのう)」がある。地元の能楽師、古橋正邦さんらが能「橋弁慶」、狂言師、茂山七五三さんらが狂言「昆布売」を披露する。出演は総勢三十人余り。無料公開される。
 終了の午後八時半ごろに神輿還御がある。神輿は午後八時ごろに市内南呉服町の御旅所から八幡宮まで担がれる。
 なお、八幡宮がこの春、別表神社に登記され、事実上「社格アップ」したのを記念し、長浜曳山祭囃子(しゃぎり)保存会(辻喜八郎・会長)が十五日午後三時過ぎに同宮で曳山まつりのシャギリ演奏を奉納する。各山組のシャギリ隊が参加予定。
〔写真〕長浜八幡宮を出発する神輿