溝ぶたの意匠に配慮 自治会ら市に嘆願 | 近江毎夕新聞

溝ぶたの意匠に配慮 自治会ら市に嘆願

 長浜市の南新町自治会の代表や長浜曳山まつりの山組の一つ、田町組の負担人らがこのほど長浜市に、「明治ステーション通り」の側溝工事に対し、溝ぶたの意匠などに配慮を求める嘆願書を提出した。
 同通りは長浜市港町の市民プール東側交差点から、同市朝日町の市立長浜図書館までの市道。通り沿いに船板塀の家屋や、下郷家の居宅跡など、歴史建造物が点在することから、市では北国街道に続く観光スポットとして、通りを石畳化する計画を立案していた。しかし、ガス灯風街路灯が設置されたものの、舗装計画は棚上げされたまま。地元自治会では、近く市が取り組む道路側溝工事にあわせ、「溝ぶたの材質や形状などに専門的な力量を発揮してほしい」と要望した。