2009年7月2日(木)


マイワールド-ハイドパーク


一日目は確かハイドパークコーナーで下車した気がする。

「ハイドパークってどこで降りたらいいんだっけ?」

「ハイドパークって名前付いてるし、ハイドパークコーナーでいいんじゃない?」

みたいな感じで。(うろ覚え)


看板の指示通りにずーっとまっすぐ公園の中を歩いていきました。

カタカナで、「ユニクロ」と書かれたTシャツを着た英国人男子発見!w

どうやら、ユニクロも英国カルチャーに溶け込んでいるようです。(どう見ても浮いてたけど…笑)


Blur表紙の「Time Out」を売り歩いている可愛いお姉さん発見!

すかさず、購入。

ナップサック付きということで、荷物も入れることができるし、ラッキー☆

お店で購入するより若干安かったような気がする。


マイワールド-ハイドパーク マイワールド-Blur

入場前に、グッズを購入。

Tシャツ2枚、パンフレット、キーホルダー、缶バッジ。

他にも、Tシャツ数種類、コースターやキャップ、エコバッグなどがありました。


予め予約しておいたクローク(1日6ポンド!泣)に荷物を預け、身軽になったところで、いざ、入場!!!


マイワールド-Blur


おおお!!!ステージがかわゆい!!!!!!


地図なんて、洒落てますな。

ついに念願のBlurのライヴが見れるという実感が沸いてきて、大興奮です。

もちろん、記念撮影しました(笑)


入場時には特にパスポート提示もなく、すんなり入れました。

もう、単独公演というか、Blurをヘッドライナーに迎えたフェスって感じ。

屋台もたくさん立ち並んでいます。(水だけで2.5ポンドも取られるけどw)


マイワールド-Blur マイワールド-ハイドパーク


とりあえず、グレアム側で待機。

振り返ると、お客さんも増えてきました。

うわぁー緊張して、吐きそうw(汚)
前座は全部で4組!(多いですよね…苦笑)


マイワールド-Hypnotic Brass Ensemble マイワールド-Golden Silvers マイワールド-Crystal Castles

トップバッターはHypnotic Brass Ensembleというブラスバンドでした。

これはなかなか楽しかったですよ♪


2組目のGolden SilversはFriendly Firesの代わりに出演することになったみたいだけど、いまいちだったなぁー。

なんか評判良かったから、少し楽しみにしてたのに、がっかり。

正直、退屈でした。

Friendly Fires見たかった…(泣)


3組目のCrystal Castlesはヴォーカルの女の子が「OASIS HAS AIDS」って手書きのTシャツ着て登場。

ウケ狙いかもしれないけれど、今更感がある…(苦笑)

ウォッカ(?)飲んでヘロヘロになって…ちょっと痛いお姉さんでしたね。

音楽的にも私の好みではないです。。。ごめんなさい!


マイワールド-Foals


そして、4組目はお待ちかねのFoalsです!

まさか、大好きなBlurの前座で大好きなFoals見られるとはね!

すごい嬉しい!!!
彼らのライヴを観たのは2008年のフジロックが最後なので、一年ぶりです。
ヤニス、日本に来るって言ってたのに、全然来ないんだもん。。。(ぐすん)


マイワールド-Foals


Foalsからかなり盛り上がり、客が暴れ始めて、モッシュに巻き込まれました(笑)
新曲も披露してくれたよ☆


[Setlist]

1.Xxxxx

2.The French Open

3.Cassius

4.Olympic Airways

5.Balloons

6.Total Life Forever (新曲)

7.Two Steps, Twice


↑うろ覚えセットリスト。

順番わからんけど、確かこんな感じ。(いつもの流れ的に。)

全部で7曲くらいやってた気がする。


マイワールド-Blur


Foalsでテンション上がりながら踊っていると、上半身裸のマッチョなお兄さんたちが押し寄せて来たため、私も押し流され…こんな前に来てしまいましたw(グレアム立ち位置の前から2列目!)

セットとミラーボールが降りてきて、Daveさんのドラムセットも現われました。


20時ちょっと過ぎたところで、Blur登場!!!

大歓声が響き渡ります。


マイワールド-Blur


いきなり、何も言わずに、「She's So High」を演奏し始めました。

グレアムのギター!!!!!!!!!!!!

ソロライヴは観たことあるけど、Blurの曲を奏でるグレアムを見るのは初めて!!!

ずっとこの日を夢見て来たので、感動です。。。。


やばい、やばい、私もHighだよぉーーーーー!!!!!


目の前にいる彼らはホンモノのブラーだよね?ね?ね?

浮かれまくりで、頭がぽーっとします。


Good Evening!!!!!!!!


そう、デーモンが大声で叫ぶと、アップテンポなディスコナンバー「Girls & Boys」のイントロがw

まだ2曲目なのに、観客はヒートアップして、大合唱です。


そして、事件は起こりました。


マイワールド-Damon Albarn


デーモンが降ってきました(笑)


みんなの手が伸びます、伸びます…私は埋もれてます(苦笑)


マイワールド-Damon Albarn


日本から遥々観に行く価値がありました!!!(感涙)

でも、この時、私は何が起こったかわかんなくて、残念ながら、デーモンと握手できませんでした(苦笑)

ただ、とっさにビデオだけ回してたんです。(上記写真はビデオからの1コマ。)


3曲目の「Tracy Jacks」では、グレアムのジャカジャーン!てギターがもう大好物で、アガりまくりでした。

ていうか、もう、ほんと、グレアムのギターが大好きー!!!!!!!!!!

好き過ぎて、もう、何て表現したらいいかわかんないけど、大好きです!!!!!!(取り乱し中)

グレアムの弾き方って凄く特徴的で、あの、キレッキレの、前にちょっとつんのめるような感じ?

そんなに突進したら、壁にぶち当たるよーって感じのギターが大好きなのです。


そして、続く「There's No Other Way」はこれまた、イントロのギターがたまりまへん。

キレのあるギターに乗っかるやる気ないヴォーカルがたまらないんです。


「Jubilee」では、グレアムが寝転がって弾いたり…と、暴れまくり。

初めはやや緊張気味だったデーモンもだんだんノッてきた感じ。


「Badhead」はホーンがいいっすね。

これで、少しクールダウン。

そして、後期作品に突入。


「Beetlebum」ではデーモンの哀愁漂うヴォーカルの後のグレアムの泣きのギターがヤバかった。

元々好きな曲だけど、ライヴで聴く「Beetlebum」は迫力が違いました。

これは一度体感して欲しい。


「Out Of Time」はグレアム脱退後の曲で、ずっと3人で演奏していたから、どんなアレンジになるのかと、興味深かったのだけど、ぎこちないながらも、デーモンのアコギソロの後に続くとこが良かった。


デーモンの提案で、お月様に「ハロー、ムーン!」と呼びかけ(笑)、「Trimm Trabb」へ。

またデーモンが飛び込んできて、今度は私にも手を差し出してくれたので、がっちり握手できました(><)

後で気付いたんですけど、私の前、のぼり台があったようで…それで、何度も来てくれたのですね!

全然知らなかったけど、たまたまその場所にいて、ラッキーだった☆

デーモンが「Ahhhhhhhhhhh!!!!!!!!」って叫んだ後の3人の演奏やばいね…圧巻。

この曲に注目したことって今までなかったんだけど、大好きな曲になりました!

ライヴで聴くと、5割り増しでカッコイイ!!!


グレアムがちょろっとMCして、「Coffee & TV」…客席からは、「おかえり、グレアム!」と云わんばかりの大歓声。

心なしか、他の3人がグレアムを優しく見守ってるように思えた。

グレアムって癒し系だよね(笑)

彼が喋ると、場が和みます。


イントロの時点で既に大合唱だった「Tender」は、実は曲自体はそんなに好きじゃなかったんだけど、今回の大合唱で、私にとって、一生忘れられない曲になりました。

会場が一体となって、「Oh My Baby,Oh My Baby Oh Why,Oh My…」とグレアムパートを歌い、その大合唱は、曲が終わっても鳴り止まなかった。

Blurの珠玉のLove Songは、観客からBlurに捧げられました。


そんな感動の後、茶化すかのように、「Country House」がw

すごいBlurらしいっちゃ、Blurらしい流れです(笑)

Blurにとって、この曲は苦い想い出の曲なので、聴くことができないだろうと思ってました。

これまた、カラオケ状態。


「Country House」を皮切りに、「Oily Water」「Chemical World」「Sunday Sunday」と再び初期作品が続きます。


「Parklife」では、あのオジサンが登場!

PVでもお馴染みの俳優、フィル・ダニエルズです!

オジサン、ちょー元気だった(笑)

言うまでもなく、大合唱の嵐。


と、ここで一旦クールダウン。

「End Of A Century」「To The End」「This Is A Low」と、しっとりと歌い上げるバラードが続き、本編終了。

メンバーがステージから立ち去っても、「Tender」の合唱が止まりません。


アンコールで、再びメンバーが登場。

感傷的な空気をぶち抜く攻撃的なナンバー、「Popscene」で再び観客を踊らせます。


間髪入れずに、「Advert」へ。

CD音源より、テンポ速くて、楽しい!楽しすぎるぞ!

グレアムのギターも暴れまわってます(笑)


マイワールド-Damon Albarn


そして、3度目のデーモン降臨!

One! Two! Three! Four! Five! Six!…って、みんなで一緒にカウントしましたよん♪

近すぎてやばいよぉ~(><)


マイワールド-Song2


みんな大好き「Song2」はもう、大変なことになりました…モッシュでもみくちゃにされたで(笑)

もうね、みんな飛ぶから、大きな波がぐわんぐわん押し寄せてきて、溺れかけてました(汗)

イントロのデイヴさんドラミング中の「VOTE DAVE」にはウケましたw

オバマのパロディTシャツもイケてたけどもw

こういうくだらない笑いのあるバンド…大好きなんですよねぇ~w(え?結構マジだったりして?)

ユーモアは大切!たまらんですw


2回目のアンコール1発目では、「Death Of A Party」を披露。

あぁ、終演に近づいてることを暗示しているのね。。。


マイワールド-Blur


「For Tomorrow」、そして、「The Universal」と、素晴らしい名曲で締めました。

「The Universal」の、”Well,here's your Lucky day”という歌詞を力を込めて歌うデーモンがとても印象的で、思わず涙が出ました。

最後はデーモンが歌わず、観客だけで、同じ歌詞を、Blurに向けて力強く歌いました。

Blurにも明日(未来)があるって信じてるから…(TДT)


[Setlist]

01.She's So High
02.Girls & Boys
03.Tracy Jacks
04.There's No Other Way
05.Jubilee
06.Badhead
07.Beetlebum
08.Trimm Trabb
09.Out Of Time
10.Coffee & TV
11.Tender
12.Country House
13.Oily Water
14.Chemical World
15.Sunday Sunday
16.Parklife
17.End Of A Century
18.To The End
19.This Is A Low
-EN1-

20.Popscene
21.Advert
22.Song 2
-EN2-
23.Death Of A Party
24.For Tomorrow
25.The Universal


Enjoy your summer!!!


そう叫ぶデーモンは、清々しかった。

明日もエンジョイするぜ!


マイワールド-Blur


こんなに素晴らしいライヴを観たのは初めて。

バンドの演奏の出来はもちろんのこと、それだけじゃなくって、観客との一体感が素晴らしかった。

この日を待ち望んでいたBlurファンが、世界中から集まってきて、体全体で歓びを表していた。

その空間にいられることが、ただ、ただ、幸せでした。



Blur@Hyde Park《2日目》 につづく。。。