遅い梅雨入り,

既に梅雨の晴れ間が出たりして,

今年の梅雨は例年とは随分違った感じです。

父が亡くなったのは6月8日,

9日仮通夜,10日通夜式,11日告別式,

例年なら雨に苦労したのではないかと思いますが,

通夜式,告別式と見事に晴れました。

父には雨より太陽が似合う,

本当に父らしい。

去年のGW明けから,

弟家族は実家の駐車場に車を停めに来るようになりました。

大抵は金曜日に停めに来て,

月曜日に取りに来ていた様で,

1週間に2日は実家に来ていた事になります。

なのに彼等は,

父や母に声を掛けることなく来て帰って行きました。

それが両親をどれだけ傷つけ悲しませたか。

多発性骨髄腫末期の父と,

中等度の認知症の母,

声も掛けずに帰る神経を疑います。

今年に入って父が亡くなるまで,

週に2回も実家の駐車場に来ていたのに,

弟が父に会ったのは1月2日に15分程度だと聞いています。

お正月だったので家族4人で来たそうですが,

子供達のお年玉を取りに来たのではないかと思います。

1500円のお菓子が一箱置いてあり,

その後すぐ義妹の実家へ向かったそうです。

今回の父の入院は当初から看取りとなり,

その旨すぐに弟に連絡しましたが,

病院へ駆けつける事はありませんでした。

医療用麻薬を利用すると決まった時もすぐに連絡しましたが,

やはり病院へ駆けつける事はありませんでした。

自分の妻子は大切にするのに,

親の事は何とも思っていないのか,

血が繋がった弟だと思うと心底悲しく思います。

でも,そんな人間に育て上げたのは両親なのです。

両親自身がそれを一番感じていたのではないかと思います。

どこの家族にもそれぞれの歴史があり,

家族の在り方は千差万別,

弟抜きの3人家族ならいい家族でしたが,

4人家族としては悲しい家族だったなと感じています。

悲しいけれど,

こんな家族もあるのです。

 

 

明日が今日よりも幸せな一日になりますように。

Aでした。