名古屋長者町協同組合が今月末で解散することになり,
長者町通のシンボルのアーチ看板が
撤去されるとニュースになったのは昨年の夏でした。
その時に地元紙に載ったアーチ看板の写真がとても印象的で,
撮れるものなら撮ってみたいと出掛けたのは今年の元日。
お正月早々なら人も車も少ないだろうと思っていたら,
意外に人も車も少なくなく,
スーツケースを引く多くの外国人に道を尋ねられ,
お正月早々国際親善。
アーチ看板は大小合わせて7基,
地元紙には長者町通の北側から南側を臨み,
大型看板5基が手前から奥まで綺麗に並ぶ写真でした。
どうやって撮るの?
これで4基だけど,
奥の3基が小さすぎて見えない。
3基が精一杯。
これで4基。
こちらが小型看板2基。
地元紙に載った写真は想像するに,
外堀通の北側から超望遠で撮ったのではないかしら。
ところで組合は明後日解散になりますが,
後日談がありまして,
看板保存のために寄付の申し出があって,
桜通の南側と錦通の北側の2基は保存される事になりました。
日本三大繊維問屋街に数えられた長者町繊維街,
2基のアーチ看板はこれからも街の歴史を伝え続けます。
明日が今日よりも幸せな一日になりますように。
Aでした。