名古屋市市政資料館主催,
公益財団法人日本大正村協力で,
桃の節句の3月3日から4日間だけ,
市政資料館中央階段室にお雛様が飾られました。
大正11年に建てられた建物に,
大正村が所蔵する素焼きの土雛が137体。
20段の階段に敷かれた緋毛氈の上に並びます。
日本有数のステンドグラス。
この建物は旧名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所であり,
日輪を素材に用いて公明正大な裁判を表現しています。
新型コロナウイルス感染症の終息を祈り,
今年度限定の企画として,
開館以来初めて中央階段室に飾られたお雛様。
正面のステンドグラスは,
罪と罰がつり合う事を意味する天秤がモチーフになっています。
大正時代に建てられた重厚な建物で飾られて,
お雛様達も緊張したでしょうね。
展示は昨日で終了しています。
明日が今日よりも幸せな一日になりますように。
Aでした。