自作タップシューズについて、もう一つ語りたいことが!

 

 

 

普通の靴は歩くときにつま先が引っかからないようにトゥスプリング(つま先上がり)が設定されていますが、タップの場合は床とつま先の金具の当たり具合が重要になってきます。そのため、今回は少し見えにくいですが、本底のつま先に革を一枚重ねてトゥスプリングを調節しています。

 

実は先日もう一足タップシューズの木型を削ったのですが、その際は木型の時点でトゥスプリングを若干下げました。


 

 

そしてこちらが自作のシューズ(左)とk360の裏。

 

自作シューズではボールもヒールもk360よりワンサイズ小さめの金具を使っています。

ヒールアップしたときの「安定感」のためです。

 

これは全くの自論ですが、k360の6サイズは靴に対してつける金具のサイズが大きすぎるのはないかと思います。(6サイズでも9サイズと同じサイズの金具が使われています。)大きすぎる金具を使うと私みたいに足趾が短い人はヒールアップしたときに一番体重がかかる点と金具が被ってしまい、不安定になってしまうし、硬い金具が靴の屈曲を邪魔して余計立ちにくくなるのではないかと思います。

 

欧米人みたいに足趾が長ければ問題ないのかもしれませんけどね(汗)

 

より良いタップシューズの誕生を願って、、、

今日のネタばらしはここら辺にしておきます!