今回は去年9月に自作したタップシューズについて、少し書いてみたいと思います。

写真向かって左が国内メーカーのタップシューズ、真ん中が一番人気なカペジオのk360、右が自作したものです。



今回の自作タップシューズは製作期間約10日間、デザインは5ホールの外羽根、製法はセメント製法です(制作期間が限られていたため)。

 

外羽根のデザインにしたのは、ボールに近い部分(つま先側)の締まり具合をより調節できるようにするためです。靴紐を通す穴が前方にあるほどボール部分の締まりを調節しやすくなるので羽根を前方に持ってきたかったのですが、なかなかデザインとの釣り合いをとるのが難しく、出来上がって比べてみたら思ったより後ろの方でしたw

タップは基本的に足首を振って音を鳴らすので、足首動かしやすいようにトップライン(履き口)は広めに取ってあります。その反面、ウエスト部分にホールド力がないと簡単に脱げてしまいます。それを防ぐために羽根の間隔は通常より若干広くとり、紐を締めることによって甲の薄い人でもウエスト部分をしっかりホールドできるようにしています。

 

反省点は踵の締まりが甘いこと。吊り込みの際に踵に若干の緩みがあったので、十分に引けていなかったのが原因かと思います。

 

あとは、、もっと味のある革を使えばよかったw

もうつま先の革の銀面が禿げてきてるしw

 

踏みごごちはそんじょそこらのタップシューズには負けないけど、

k360にはさすがに勝てなかった(汗)