修善寺街歩きは、次は筥湯で妹たちと待ち合わせ
 
待っている間、筥湯となりの「仰空楼」へ登ってみます
 

 
夏目漱石の俳句、漢詩にちなみ名づけられた望楼
 
修善寺は、夏目漱石が療養中に持病の胃潰瘍が悪化して大量吐血し、生死をさまよった「修善寺大患」でも有名ですね
 

 
その後の漱石の作品にも大きな影響を残したとか
生死をさまよう体験をすればそうなるでしょうね
 
低い望楼ですが、眺めは抜群
 
 

 
目の前には、修禅寺が見えます
 
妹たちと合流し、街歩きの汗を「筥湯」で流すことに
 

 
伊豆最古の温泉場として栄えてきた修善寺
 

 
源頼家は入浴中に殺害されたことが定説となっていますが、この付近にあった旧「筥湯」がそれではないかと言われています
 
小さな内湯ですが、きれいに整っています
 
泉質はさらっとしています
 
ひとっ風呂浴びたあとは、虎渓橋をわたり、修禅寺の前へ
 

 
桂川には、5つ橋がかかっていますが、恋の願いをかけながらその5つの橋をすべてわたると恋が実るそうです
 
最近、こういう恋愛がらみの言い伝えが各地に増えていますよね
町おこしの一環でしょうね
 
まあ、かわいらしいものです
 
さて、次の目的地は、修禅寺の向かって左にある和菓子屋「源楽」
 
 

 
なんとここは、太っ腹なことにお饅頭を一つ試食させてくれます
 

 
お店一押しの胡麻饅頭
 
皮には竹炭が練りこまれているのでつやつや
 
餡にはたっぷりの胡麻
 
これはうまいということで、饅頭3種詰め合わせ12個入を私と妹で一箱ずつ購入
 

 
黒糖饅頭、胡麻饅頭、よもぎ饅頭の3種
 
 
よもぎの風味をしっかり感じられるよもぎ饅頭がいちばん好みでした
 
賞味期限は3日間ですが、冷凍しておけば保存できるそうです
 
最後に訪れたのは、日枝神社
 
 
修禅寺の鬼門にあたり、弘法大師が建立
神仏分離令により分離されたもので、もとは修禅寺の鎮守だったそうです
 
 
 
 
 
 
「鎌倉殿」ファンとして見逃せないのは、境内には源範頼が幽閉されていた「信仰院」の跡があります
 
修禅寺の八塔司のひとつ
 
梶原景時の率いる500騎の不意打ちにあい、防戦の末に自害したそうです
 
 
今は、ちいさな庚申塔がひとつ残るのみです