【旅行期間:2024/2/22-3/2】
2/24
 
ホテルでの朝食後、ミュンヘン中央駅からおでかけ
 
現在工事中の中央駅の出入り口は北口と南口
 
宿泊したEden Hotel Wolff は北口の目の前です
 

 
9番乗り場からザルツブルク行きに乗車
 
でも行先はザルツブルクではありませんよ
 
 
ミュンヘン駅は、中央にホームがならんでいるところの左右(南北)の脇にさらにホームがあり、これが少しわかりにくい
 
platform map
 
ザルツブルク行きやフュッセン行きはこの翼部分のホームから出るので要注意です
 
ミュンヘン中央駅は始発なので早く電車が入っているので、早めに行き、座席を確保しておくと乗車中座れますのでらくちんですね
 
チケットは、バイエルンチケットを活用しました
 

 

 

この日は土曜なので、朝9時前からでもつかえます

 

構内券売機で購入しましたが、当日使う用として購入すれば、打刻の必要はありません

また、券売機の種類によっては翌日使う用が購入できるものもありました

 

8:56 ミュンヘン中央駅発 9:51プリーン・アム・キームゼー着

 

定刻通りです

 

ここから船着き場まで歩きます

素敵な家が並んだかわいい街並みで、一本道なので迷いません

 

可愛い街並みなのに、撮っていた写真がこれだけとはなぜだ・・・

 

徒歩30分みていれば余裕でしょう

 

夏季はキームゼー鉄道という現存最古の蒸気トラムも走っていますので、利用してみてはいかがでしょうか

 
 
キームゼー鉄道の湖畔駅がこちら
 
 
 
今日は、これから船に乗ってヘレンキームゼー島、フラウエンキームゼー島を散策します
 
 
 
なので Inseltour West チケット 大人1人12.6ユーロを購入
 
現金のみなのでご注意
 
船の出航まで少し時間があるので、湖畔を散策して時間つぶしをします
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、いよいよ11:00の出航時間となりました
 
15分の短い船旅です
 
 
 
ヘレン島船着き場に到着
 
ついてすぐ左手にある建物は、アウグスティヌス修道院

現在は博物館として利用されています
 
 
しかしこの島を訪れるほとんどの人の目的はルートヴィッヒ2世が建てたヘレンキームゼー城
 
ヴェルサイユ宮殿を模してつくられた壮麗な宮殿です
船着き場から徒歩20分くらい
 
船着き場降りてすぐの場所にしかチケット売り場はありません
 
オンラインで時間指定チケットを購入していない場合は、ここで買わないといけません
 
私たちも列に並びます
 
 
ここは「バイエルンの城巡りチケット」の対象施設

「バイエルンの城巡りチケット」を提示すればヘレンキームゼー城とアウグスティヌス修道院の共通券をゲットできます
 
城内は完全にツアーによる見学
ドイツ語と英語のどちらがよいか尋ねられたので、英語と答えると、13時とのこと
 
それは遅いなあ・・・
ドイツ語でいいから早いのでお願いと言うと、12時の時間指定チケットを発券してくれました
 
日本語の翻訳もあるから大丈夫とのことです
 
さて、ここからてくてくお城に向かいます
 
 
誰も来ない島の奥にお城をつくるなんて、やっぱり相当人間嫌いな王様ですねえ
 
 
 
お城につきました
 
 
 
 
お庭もヴェルサイユ宮殿を模して造られていますが、
 
 
あえて左右に高い植え込みを配しています
 
 
それは、人目を遮り、自分のつくった世界観に浸りたい王の希望でした
 
 
夏季は噴水が美しいそうですが、冬期は厳重に覆いに囲われています
 
水が凍ると体積が増え、彫刻群が壊れる原因となるそうですから、しかたないですよね
 
さて、そろそろ集合時間
 
 
館内は写真撮影不可です
 
さすが絢爛豪華な部屋が続きますが、ルートヴィッヒ2世がここに滞在したのはわずか10日
 
謁見用の豪華な寝室は一度も使われることはありませんでした
 
そして、バイエルン王でありながらフランス王ルイ14世に傾倒していたので、室内装飾にフランス王家の象徴の百合の紋章を多用するなど、常識から相当逸脱しています
 
そういったエピソードをガイドが面白おかしく披露し、客からはなんども失笑が漏れていたので、バカ殿的な扱いを受けているのかなあと感じました
 
しかしここは未完成
 
豪華絢爛な部屋のあとに、木組みがむき出しになっていて建築途中で投げ出された部屋を見ると、物悲しい気持ちになります