今日は珍しく美術館へ行ってきました
場所は六本木 国立新美術館
大江戸線を乃木坂で降りてテクテク歩いて行くと
曲線の建物が見えて来ました
向かって左から～
右の方へ
立派な建物～
招待券をいただいているのでチケット売り場はスルーです
（マティス展もやっていたけど当日券が2,200円だったよ！）
建物のドア入って見上げたら
すぐ上がこんな感じでびっくり
塔みたいなのが天に向かってそびえ立ってる！
展示場がいくつもあるので迷わないようにしないと（フラグ？）
それにしても館内も普通の造りじゃないのね
目指したのは春陽展です
2階と3階で開催されていました
2階は絵画
天井が高く広々とした空間に
たくさんの作品が展示されていました
写真撮影OKとのことなので
気になった作品を撮らせていただきました
カエル好きなんで・・
色味も綺麗でファンタジーの挿絵のよう
こちらはタイトルにも惹かれました
「ここにいた」
椅子のある風景が好きで
自分が座ってた椅子を退席する時に撮ったりするので
おこがましいけどわかる気がするの
そう、いたんだよね ここに
目を惹いたカラフルな絵
2枚とも同じ作家さんです
左のにはワンにゃんがいたのでアップでも
夢のような繊細な色彩が綺麗でした
よく見ると・・
リスやトカゲやいくつかの小動物が見え隠れしていました
木の枝に雪が積もっている風景
向こうが「一夜雪」
手前が「蒼天」 ・・綺麗な蒼
3階の版画の方へ行ってみます
タイトルは「気配（無人駅）」
ちょっと寂しそうな光景かなと思ったら
夫が
ねこが帰るところがあるんだよと言ったので
急に温かい景色に
同じ作家さんのもう一枚にもねこがいました
しっぽの形が同じに見えるので同じ黒ねこなのかも
この方の作品にはもしかして
同じ黒ねこが毎回登場するのかもしれないね
と想像するのも楽しい
夫がこれいいねと言った作品です
同じ方のです
どちらにも天使のような妖精のようなものが
空に描かれていました
そしてどちらも海
最後の方でやっとこちらの作品を見つけました
この方のを見に来たんです
浜西勝則さんの版画です
「Cosmos Field」と
「Summer Family」
（本当はちゃんと正面で撮りたかったけど
版画はガラスの額に入っていて
色々映り込んでしまうので不本意ながら斜めから・・）
この方が版画で作品を作り続けているのは知っていましたが
実物を見るのは初めてです
特に「Cosmos Field」はトンボの羽の網目模様とか
ちょっと毛羽だった胴体とかが
緻密で精巧で見入ってしまいました
ポストカードを買おうと思ったら
「Cosmos Field」は無く
「Summer Family」を購入しました
今回、浜西氏の奥様から
お手紙とご招待券をいただいたんです
実は奥様は50年ほど前に（！）
私の実家に下宿されていたことがあるんです
今でいうスタイリストのようなお仕事をされていました
当時私は中～高校生くらいだったと思うけど
一人っ子の私はお姉さんができたようで
とても懐いていました
まだご結婚前の彼氏さん（浜西氏）とも
一緒に遊んでもらったり
（というか多分デートの邪魔をしてたかも？
）
人生初のピザを焼いてくれたり
父や母と4人でしょっちゅうお茶を飲んだり・・
何人か下宿人は変わったけど
一番印象に残っている楽しくて大好きな人でした
そんなご縁で下宿を出てご結婚されてからも
母とは年賀状のやりとりを続けていたようで
そして今回初めて私にもお手紙をいただいたのです
母が亡くなった年、2019年の作品だそうです
招待券と一緒に送ってくださいました
サインも入っています
これはたいせつに額に入れて飾ろう
春陽展は4月29日まで
4月になって家のことで急に色々バタバタし出したので
もしかしたら行けないかも・・と思ってたけど
今日行けてほんとによかった
実は2階から3階に行く間に夫とはぐれてしまい
それでもどこかで合流するだろうと思っていたら
全然会えなくて
しかも夫のスマホを私が持ってたので（カメラとして借りていた）
連絡も取れずに広い会場をさまよいました
これは無事会えても怒られるなーと
せっかく来たのにテンション下がり気味になったけど
よーやく会えたら文句の一つも言われなかった！
とりまお互いにすべての展示も観てたので
このまま帰るんだろなと思ったけど
一緒に観たかったな・・とつぶやいたら
じゃもう一回観に行こうか！と言ってくれて
すごく嬉しかった
特に浜西氏の作品は一緒に観たかったので嬉しかったです
もっかい一緒に観てくれてありがとうー♡
～オマケ画像は
六本木と言えば！のアマンド
入ったことないし今後も六本木なんて
そうそう来ることないだろうと記念写真をば
行きと違って渋谷までバス
渋谷から井の頭線で我がフィールドの吉祥寺へ
コピス地下のはま寿司で
やっと一息ついてから帰ったのでした～完～