ある日のこと。
その日母は風邪気味で調子が悪かったものの、
いつものように朝ドトールに行きました。
が、帰ってきて1時間もすると、ドトールに行くぞ、が始まりました。
朝行ってさっき帰ってきたところ。
何度説明してもわからない。
母は、暑い日も寒い日も、車椅子をおして連れて行ってるのです。
体調の悪い日もある。
そんな事もわからずに、まるで分別のない幼児のように、ドトールに行く、と半分怒る父。
たまりかねた母は、
「自分で行ってきて」「好きにしてー」
そう言いました。
幼児を叱る母ですよね
よたよたと歩いて玄関を出る父。
門にすら辿り着かずにひっくり返っていたそうです。
膝も顔も擦りむけて
1〜2時間ひっくり返ったままだったそう…
すぐに連れ帰ると、また行くと言って同じ事になるから、しばらく放っておいた、と母は言ってました。
仰向けのままで、大きな声も出ないし、起き上がれもしないし、父は一体何を思ってたのだろう…
空の青さに気付いたかもしれないね