我が家にひときわ大きな存在感を示すモンステラ
このモンステラとの出会いはホームセンター。閉店売り尽くしセールで雑多となった植木コーナーで売れ残っていた小さな鉢。値札(たしか550円)は付いていたけれどヒョロヒョロでモンステラ?とわからない状態でした。
こんな感じ
今はこんなに大きくなりました
このモンステラは、何度か手放さなければならない危機がありました。
- 一度目は旦那と別居するとき
- 二度目は米国へ長期出張するとき
別居のときは、家にある植物は全部捨ててしまうぞと旦那に言われ、その時既に大きく成長していたモンステラをあきらめずに何とかひとりで運び出しました。
主張のときは、誰かにもらっていただこうと会社の人や友だちに聞いて回りましたが、皆さん一様にこうおっしゃる
モンステラ、イイんだけど、
大き過ぎて置くところがないわ〜
だれも、もらってくれませんでした。
なので、考えに考えた末、
自動水やり、手づくりミニ灌漑設備を考案
これで1カ月間の留守中、モンステラに水を供給。
出張から帰ると20リットルの水タンクは空になっており、モンステラは無事だったので、この水やりは成功したようです。
*ランドスケーパー、アメリカでは庭を設計、デザインする人をそう呼んでた。
これは、私がアメリカにいたとき、当時住み込みしていたその家の主人が、家の庭にある木を切りたいとランドスケープに相談したら、こう言われたんです。
ここでいうキャラクターは、ゆるキャラとかマンガのキャラクターではなく、また、シンボリックツリーでもなく、その家を特徴づけるもの、既に家の一部となって家全体の印象をつくっている、という意味合いだと思います
その木はかなり大きなもので、家の横に立っており、枝は広がって、屋根の1/3はその木陰に入るほどでした。北米にはよくあるメープルツリーです。冬には葉を落とすし、小さな木の実も屋根の上にコロコロと落ちます。主人は、屋根の上やといのそうじが大変だからその木を切りたかったのですが、ランドスケープはこの木はあなたの家を特徴づけるもの、キャラクターだから絶対切ってはいけない、家には必要なものだと止めたんです。
あと、裏庭の木を切って芝生を植えたいという意見にも反対しました。そんなことをすると地形をぶち壊すことになるという理由です。
アメリカは合理的とよく言われますが、自然に対する考え方は意外と
Let it be ありのままがイイ
なんですね。
木が倒れて電線ケーブルを切断して停電や通信を何度も切断しても、まだ立っている木は、それを防ぐためという理由で伐採しません。
もう、前もって切ってしまえばいいのにって思うのは日本人だからでしょうか。
うちのモンステラは私の暮らしを特徴づけるもの、キャラクターなので手放してはいけない気がする。
皆さんの家には、そんなキャラクターはありますか?
モンステラ
ずっと大事にしようと改めて思いました。