きみに読む物語
2004年のアメリカ映画、原題は”ノートブック”。
施設に暮らす老女アリーに、ノートに記された物語を読んで聞かせてるのは年老いた夫ノア。アリーは認知症を患っており、物語はアリーがノアを思い出すための道標。
ノア、この物語を読めば、私はあなたの元へきっと帰るわ
物語を聞くと、アリーはひとときノアを思い出す。ノアは彼女を強く抱きしめて言う。
👨🏻🦳Oh my love 愛するひとよ。stay with me このまま僕のそばにいておくれ….
アリーは僕のすべて。ただひとりの愛する人だ。
映画は2人の若い頃と現代を交差させながら進んでいく。
真実の愛を貫く主人公の姿が感動的。若き日のノアを演じるライアン・ゴズリングの演技が素晴らしい。
愛する人を忘れてしまう、あるいは、愛する人が自分のことを忘れてしまう、認知症ってなんて残酷な病気なんだろう。つい感情移入してしまい、おいおい泣いてしまったわ。エンディングは涙もクライマックス。