先日は旅先での低糖質なパンの調達について書いたが、今日は、主食以外の食事内容について書いてみたいと思う。まずは朝食について。


最初に滞在したロンドン郊外のホテルには高額のコンチネンタルブレークファーストがあったが、メニューを見ても私が食べられるものはなかった。野菜もないし、高カーボの食べ物ばかり。なので、8月5日は地元のカフェに行ったが、そこにはサラダなどがなかったので、夫だけそこのペイストリーを買い、私は隣の食料品店でサラダとヨーグルトとナッツを買い、ふたりでカプチーノを頼んでそのカフェで食べた。本当は持ち込みなんてしちゃいけないのだろうけど、旅行者の1日だけのルール違反を許してくれい、ということで。翌日はすでにドイツへ向けて飛び立つ日だったので、空港のカフェでサラダとカプチーノを飲食した。


ドイツでは夫の兄夫婦の家に滞在した。それぞれ忙しいスケジュールのある家庭なので、いろいろ世話を焼いてくれるタイプではなかったが、私たちにとっては気兼ねをすることもなく、それがちょうど良かった。食事も自分たちで調達した。朝食には、地元の食料品店で私たちがいつも食べているような野菜やヨーグルトを買って、私が早起きをして夫と自分の分を用意した。道具のピーラーは自分で買ったが、それ以外の道具や食器、オリーブオイルは家にあるものを使わせてもらった。あと、スパークリングウオーターはたくさんご馳走になった。私はアメリカから持っていったパンを食べたが、夫はドイツでしか食べることが出来ない美味しいカイザーロールを堪能した。特別なパンではなくて、地元のベーカリーで売っているものが十分美味しかったようだ。私も一口食べさせてもらったが、確かにこういうのはアメリカにはないよな~と思った。


カンタベリーでベッド&ブレークファスト(B&B)に滞在したときは、普段とは違う朝食になった。B&Bは日本のペンションみたいなものだが、食事は朝食のみが付いている。このような宿泊形態はアメリカにもリゾート地などにはあるが、イギリスのほうがもっと多いようだ。カンタベリーの街はB&Bだらけだった。


それで、カンタベリー滞在2日目からこんな食事だった。食べ物にはいくつか種類があり、自分の好きなものを選べるようになっていた。


まい すぴりちゅある じゃーにぃ-CarenaHouseBreakfast1


いちごとブルーベリーとヨーグルト。飲み物はハーブティ。



まい すぴりちゅある じゃーにぃ-CarenaHouse_Breakfast2


調理したトマトとマッシュルームにスクランブルエッグ。このプレートは2人ぶん。それに、雑穀パン。1人で一切。


トマト、マッシュルーム、ビーンズ、卵料理(目玉焼きの場合が多いらしい)、ベーコンで、「イングリッシュ・ブレークファスト」というそうで、このB&Bはそれを提供していた。私たちはビーンズとベーコンは抜きにしてもらった。


私は卵に少しアレルギーがある(湿疹が出る)ので、卵はあまり食べてはいけないと思っていたが、B&Bのオーナーがスクランブルエッグをたくさん盛るので、ついついたくさん食べてしまった。これを10日ぐらい毎日続けた。でも、不思議なことにアレルギー反応はなかった。もしかして、実は卵は大丈夫なのかも?


パンについては、最初はアメリカから持っていったパンに置き換えていたが、すぐにそれをやめた。雑穀パンはもともと低GIなので、血糖値もさほど上がらないだろうと思ったから。雑穀パンを入れて、推定で糖質25gの食事をして、一度だけSMBGしてみたが、血糖値はそれほど上がっていなかった。


ここでの朝食は気に入ったのだが、野菜が食べられないのがキツイ。残念なことに、部屋には冷蔵庫がなかった。なので、街の食料品店からアボカドとトマトを買い、部屋に常備して、3日目から朝食の直前に食べた。アボカドやトマトは常温で保管できるので、とても便利だ。あと、オリーブオイルとハーブ&ソルトも購入。


というわけで、普段よりは糖質も量も多めだったような朝食だったが、血糖値が高めだった感覚もなく、なかなか満足した食事だった。



お知らせ:


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