糖質が少し高めなため、「低糖質」とは言えないパンでも、夫用に、また、私が糖質を普段より多めに摂りたい場合などに便利なため、常備する必要がある。HBを買ってから日常的に焼いているのは全粒粉のパンだが、100%全粒粉のパンだと、低糖質のパンではないが、精製された小麦粉(強力粉や薄力粉)で焼いたパンよりは糖質は高くない。


このように、低糖質でもない高糖質でもないパンを「中糖質なパン」と呼ぶことにする(笑)。私の完全な造語。記事のテーマの1つとしても登録した。


今日は100%全粒粉パンの在庫が切れそうなので、いつものHB全自動パンではなく、気分を変えてディナーロールを焼くことにした。HBでの捏ねと一次発酵、私の手による成形は、昨晩のうちにすませ、一晩冷蔵庫で寝かせた。


レシピはアメリカのサイトのこちら を参考にして、分量を4つにして作った。100%全粒粉パンは、中身の密度が高く、フワフワにならないものが多いのだが、このレシピではそれを解消したとのこと。秘訣はお酢が入っていることらしい。糖質ゼロのりんご酢を常備しているので、それを使うことにした。


そして、こんな感じにできた。


まい すぴりちゅある じゃーにぃ-WWDinnerRolls1



まい すぴりちゅある じゃーにぃ-WWDinnerRolls2


とても美味しそうにできた。クラッカー


糖質は100g中39.42gと、いつものHB全自動100%全粒粉パンよりもなぜか高くなってしまった。思ったより膨らまなかったからか? やっぱり、まだ成形が下手なんだろう。


でも、中身はまあフワフワしていて食感も良く、味も良かった。私はランチに40gほどいただいた(ランチの総糖質量は20gほど)。夫も喜んでいた。


今回、低糖質以外のパンを自分で成形してみて良かったと思う。この生地は、いつもの大豆粉ベースの低糖質パンよりも、ずっと扱いやすかった。低糖質パンでは、一次発酵のあとプクプクしていて、ガス抜きがたいへん。あと、押しても押しても薄くならない。いっそのこと、一次発酵はなしのほうがいいのではと、素人判断で思ってしまった。この全粒粉の生地は素直に平らになってくれた。低糖質パンの制作は難しいのだと、改めて思った。


でも、パンって、同じような工程でまったく違うものができるからおもしろい。これからも、「低糖質」と「中糖質」な素材で、いろいろなパンを焼いてみたいと思う。