私は病院の血液検査で偶然、境界型糖尿病が見つかった。口渇、多飲、多尿、体重減少などが糖尿病発覚前の典型的な自覚症状として挙げられるが、私の場合は特にどれもなかったと思う。

ただ、一つ、ほかに思い当たるふしがある。

境界型糖尿病発覚の半年~1年前ぐらいから、昼食を取った後にどう~~っしようもなく異様に眠くなることが多かったのだ。ZZZ これ以上眠くならないようにと、普通にカフェインの入っている紅茶を飲んでがんばって仕事をしたことを思い出す。

また、夕食後もソファーで横になったら最後、そのまま「探しものは何ですか? 見つけにくいものですか? ~~
夢の中へ 夢の中へ 行ってみたいと思いませんか?コピーライトYosui Inoue)」と夢の中へ導かれてしまう始末。

私はこれをずーっと、消化のために眠くなるのだと思っていた。それにしては、すごい眠気だと思っていた。インターネットや本で調べてみると、高血糖の症状として「食後に眠くなる」ということもあるようだ。私はこれだったのだと思う。

昼食には麺類が多かった。うちは夫も私も在宅で働いているので、ランチにはいつも頭を悩ませ(一人ならテキトーに食べることができたと思うが)、結局、麺類ばかりになってしまった。味付けは和風が多く、具はじゃがいも、ごぼう、にんじん、たまねぎ、大根などの根菜類や、かぼちゃが多かった(大根を除いてすべて糖質が高い野菜)。夕食は玄米ご飯に、やっぱり根菜のおかずが多かった。おまけに、間食でこれまた糖質の高いバナナをよく食べていた。ちなみに、朝食は全粒紛のパンと、バナナとてんさい糖入りのオートミール。思い出したくないほどに、炭水化物のオンパレードだった。糖尿病体質の人にとっても、そうじゃない人にとっても、好ましくない食事だったなぁ(でも、玄米菜食なので健康にいいと思っていたのだ・・・)。

今は糖質を以前よりだいぶカットしているので、食後に極端に眠くなるということはなくなった。