毎日せっせせっせと食事の用意をしたり、運動をしているうちに月日がどんどん流れて、気がつけばもう8月。代わり映えのしない毎日。旅行の予定もないし。ああ、なんか違ったことがしたいなぁ・・・。

と思っていたところ、日本の歌手が地元の日系キリスト教会でコンサートを開くという情報を得た。

その歌手は、私が中学生のころ「異邦人」という曲を大ヒットさせた久保田早紀さん。私はこの曲が大好きで、いつも口ずさんでいたので、1番だけは今でも歌詞を見ないで歌える。懐かしくなってYouTubeで探してみたら、いろいろな映像があった。夜のヒットスタジオ でのパフォーマンスとか、スタジオ録音版 とか、スモーク出すぎバージョン とか、地震情報のおまけつきバージョン とか、いろいろあって楽しめた。

久保田早紀さんは芸能界引退以来、本名の久米小百合(くめさゆり) でクリスチャンの音楽伝道者として活動されている。

それで今日、夫とそのコンサートに行ってきた。物珍しさと懐かしさと、話のネタになれば・・・という軽い気持ちで行ったのだが・・・。




おもわずとっても感動 きらきら







小百合さん、歌もピアノもうまいし(プロだから当たり前か)、綺麗でかわいいし・・・。「異邦人」でテレビに出ていたころも声に伸びがあって澄んでいたが、今はそれに深みが増したという感じ。歌の間のトークも良かった。ご主人である久米大作氏のシンセも良かった。前座をやったゴスペル聖歌隊も良かった。アンコールで「異邦人」をちょっと歌ってくれて、涙が出た(懐かしくて)。

ひさびさに、もっと聴いていたいコンサートだった。

コンサートが終わって、外ではCDの販売があったが、おバカなことに、私は現金を持ち合わせていなかった(アメリカではよくある話? それとも私だけ?)。夫に財布にあった紙のお札を借りて、それでも足りなかったので、車の中にあるコインをかき集めに行ってもらった。最新のCD が買える額は集まらなかったが、クリスチャン歌手としてのデビューアルバム が買えるだけの額は集まった。そのCDを購入し、小百合さんにサインをしてもらい、コンサートの感想を言った。

自宅に戻ってCDを聴いたが、やっぱりとても良かった。日本のアマゾンで見たら、これはもう入手しづらいのかもしれないから、買ってよかったかも。最新のCDのほうは、アマゾンでも買えるみたいだ。タイトルは『天使のパン 』という。こちらには私の好きなおなじみの賛美歌がたくさん入っている。いつか入手したい。

・・・神様、私にも、私が思い存分食べられる「天使のパン」をください!