今読んでいる Gretchen Becker 著の『The First Year: Type 2 Diabetes: An Essential Guide for the Newly Diagnosed   』(日本語版は『糖尿病・最初の1年 』)に、こんなことが書いてあった。(注:訳は私が付けたものなので、日本語版とは言い回しが異なると思います)

The most common form of type 2 diabetes (almost 90% have this form) involves insulin resistance (IR). (p. 149)

最もよくあるタイプの2型糖尿病(約90%)では、インスリン抵抗性(IR)を伴っている。

Not everyone with type 2 diabetes is overweight when diagnosed. Some (a minority) are even quite thin, and the IR is normal. (中略) If you have this kind of type 2 diabetes, it means that for some unknown reason, and probably for many different reasons in different people, your beta cells simply aren't producing enough insulin, especially after meals. (p. 150)

2型糖尿病の診断時に全員に肥満があるわけではない。マイノリティではあるが、患者がかなりの痩せ型で、インスリン抵抗性は正常である場合もある。(中略) このタイプの2型糖尿病では、原因は不明だが(おそらく患者によって原因が異なり、原因も様々である)、特に食後にベータ細胞から十分なインスリンが分泌されていない。


もちろん、これはアメリカでの話である。ということは、私は人種的にマイノリティであるだけでなく、糖尿人としてもアメリカではマイノリティであるのだ。でも、体質的に膵臓があまり強くないといわれる日本人の中では、私のようなタイプはよくあるタイプなのではないだろうか。

アメリカで治療を受けている以上、欧米型の糖尿病と私のコンディションは違うのだと肝に銘じておかなければならない。