「まいにち、まいにち」・・・って、本当に書きたかったことは「たいやきくん」ではなくて、


まいにち、まいにち、せっせとカーボカウント(食事の炭水化物量の計算)をしているということ

・・・デシタ。



私がやっているのは、厳密に言えば「糖質カウント」だ。炭水化物から、その一部である食物繊維を差し引いた糖質で計算している。食物繊維を差し引く理由は、食物繊維は消化されず、血糖値に影響を与えないとされているから。(ただし、食物繊維の扱いについては別の考え方もあるようで、例えば米国糖尿病協会のガイドラインでは、炭水化物から食物繊維の半分の量を差し引くように勧めている。また、インスリンを投与している場合は、医師の指示に従ってカウント方法を決めるのかもしれない。)

私がやっている方法はいたって原始的かつローテク。用意するものは、食品成分表(インターネットにある)、はかり(デジタルがオススメ)、メモ帳、電卓など。

まず、よく食べる食品の100gあたりの糖質を算出して、表を作る。100gにしておくと、計算がしやすいのだ。例えば、アメリカの食品成分表によると、アスパラガスは100g中糖質が2gだが、自分が食べる分が30gだったら、0.3 x 2 = 0.6gというふうに簡単に計算できる(33gだったら私の場合は電卓が必要!)。ある程度糖質が含まれているものは表に入れているが、肉類や魚には糖質がほとんど含まれていないので、私の場合は表にも入れず、カーボカウントにも入れていない。(もちろん、より厳密にしたい場合はカウントしてもよいが。)今では、日常的に食する食品の糖質量は表を見なくてもほとんど覚えている。

炭水化物や糖質の量は、日本からの輸入物については食品成分データベース 、現地アメリカの食品については、Nutrition Data というサイトと、そのサイトの情報元である米国農務省のデータベース を参考にしている。

毎食の準備で、食材を自分の皿に盛り付けする前にはかりで重さを量り、メモに走り書き程度に記録し、糖質の総計を算出している。そして、食事のあとに、『ミールログ』と題したノートに清書している。

私がカーボカウントをしている理由は、

(1)血糖値測定器のチップは自費であり、頻繁に測定するわけにはいかないため、その代わりにカーボカウントで自分が食べられる量の糖質を確認している(もちろん、これをするには、ときどき自己測定することが必要だが)。

(2)糖質を減らしすぎると痩せすぎてしまうため、糖質を減らし過ぎないようにカーボカウントをしている。糖質は理屈では減らすことは簡単だ(心情的には別だが)。主食を抜けばよいのだから。私はむしろ、糖質をぎりぎりまで食べるために計算している。

(3)身体を動かすことが多い日は、それに見合うように少しだけ糖質を増やすようにしている。そのためにも、カーボカウントが必要。

現在、朝食の糖質はだいたい15g台で、昼食は15g~17g(MAX20g)、夕食は6~8g(MAX10g)にしており、朝食と昼食のあとにはそれぞれ20分間、30分間歩いている。

(注:上記は私が自分の体調に合わせて実行している方法であり、すべての人に有効とは限りません)