眼底検査 で異常なしと診断され、コンタクトレンズの使用もOKと言われたので、今度は別の場所でメガネとコンタクトのための検眼をすることにした。

コンタクトについては、4年も使い続けている酸素透過性ハードコンタクトレンズを作り替えようと(本当は2年で作り替えるべきもの)昨年から目論んでいたが、今年になって実行しようと思った矢先に糖尿病疑惑が持ち上がったため、糖尿病網膜症の検査が済んでからどうするか考えようと思っていた。なので、1月の終わりごろからずっとメガネをかけていたのだが、このメガネがあまりよく見えなくて・・・。いつもコンタクトがメインだったので、メガネは弱めに作っていた(それがいいことだかわからないが)のだが、視力の低下が進んでしまい、よけい見えなくなった。

また、激痩せにともなって顔も痩せたので、下を向くとメガネがつるっと落ちそうになり、とっても情けない。視力は悪いし、メガネはずり落ちるしで、急に年を取った感じがした。

新しいコンタクトにすれば、こんな悩みからおサラバだーーっと、喜んでメガネのチェーン店に検眼の予約を入れた。

その店の検眼医ドクターLは中国系の男性だった。眼底検査をしてくれたドクターMといい、プロフェッショナルで信頼が置ける感じがした。両ドクターとも、私のメガネの度があまりにも私の視力に合っていないので、驚いていた・・・。

メガネとコンタクトのための検眼が終わると、白内障や緑内障についてドクターLに尋ねた。白内障の兆候は全くないと言われた。白内障は、紫外線で進むことがあるので、必ずサングラスをかけるようにと言われた。

サングラスといえば、日本ではあまりかけたことがなかった。以前、日本にいたとき、アメリカで葬式か何か厳粛な式典が屋外で行われているのをテレビで見かけたことがあったが、参列者のほとんどがサングラスをかけていた。「アメリカ人って、こんな式でもサングラスかけて、カッコつけてるんだなぁ」と思っていたが、アメリカに来てみて、それは間違いだということに気がついた。アメリカって、天気がいいと外がまぶしいのだ。日本ではそうでもなかったのに。どうして? アメリカのほうがオゾン層が薄いとか?

というわけで、私も普段からサングラスをかけている。

緑内障については、今のところ兆候は見られないが、長期間にわたる経過を見てみないとわからないので、希望するなら写真を撮りますと言われた。が、私はドクターLは信用できるが、この店にまた来たいかどうかわからないと思ったので、今回はパスした。販売の人たちがちょっと軽薄でアヤシイ感じで・・・。私とカルチャーが合わないと思った。

その後、コンタクトの調整に時間がかかり、軽薄でアヤシイ感じの販売員がいるこの店に何度も足を運ぶことになるが、最終的にはコンタクトもメガネも自分に合ったものに出来上がったので満足している。

特筆すべきは、ドクターLに、視力が安定しないのは老眼が入ってきているからだと言われたこと。それは私も以前からわかっていたが、もうごまかせなくなってきている。己を知ることは大事だ。ということで、メガネは遠近両用(でも境目はわからないもの)にし、コンタクトは普通のものを処方してもらい、必要に応じて老眼鏡をかけることにした。

「老眼鏡」って悲しい響きだ。英語の「READING GLASSES」のほうがずっといい。ちなみに、READING GLASSES は検眼なしでドラッグストアなどで安価で買える。度数もいろいろ揃っている。

というわけで、私もこんなファンキーなのを買ってみた。


まい すぴりちゅある じゃーにぃ-Reading Glasses


しましまのおそろいのケースつき。本屋さんで購入した。かけると手元が本当によく見える。