私はストレスに弱いということを自覚している。そして、これまでの自己測定で、強いストレスを感じているときは血糖値も高めであることを確認している。

最近、台所に立っていたり、食事の用意をしているときに強いストレスを感じることに気がついた。そこで、ストレスがどれだけ血糖値に影響しているか調べ、気がついたら5日連日で自己測定していた。

測定したのはいずれも朝食後。献立は5日とも似たような組み合わせで、生野菜はアボカド、ピーマン、ズッキーニ、キャベツから3~4品(+ペカンナッツとカッテージチーズを少量)、たんぱく質は蒸し鶏、鮭、厚揚げから1~2品、パンはローカーボ・マルチグレイン・パンで、デザートは無脂肪ヨーグルト+シナモン+ペカンナッツを少量ずつ。総糖質量は毎回計算し、約14.50g~15.50gだった。


DAY 1

朝食開始後90分から20分間のウォーキング
  終了後にリラックス感あり

朝食開始後2時間 90mg/dl

キッチンで昼食の前準備(野菜を切るなど)
  首の辺りが焼けるような感じがし、突然気分が悪くなる
  ストレスを感じる

朝食開始後3時間 111mg/dl

*朝食開始後2時間から3時間の間で21mg/dlの上昇


DAY 2

朝食開始後100分から20分間のウォーキング
  終了後にリラックス感あり

朝食開始後2時間 103mg/dl

キッチンで昼食の前準備(野菜を切るなど)
  少しストレスを感じる

朝食開始後3時間 104mg/dl


DAY 3

朝食開始後100分から20分間のウォーキング
  終了後にリラックス感あり

朝食開始後2時間10分 87mg/dl

キッチンで昼食の前準備(野菜を切るなど)
  ストレスホルモンがたくさん出たような感じ

朝食開始後3時間10分 104mg/dl

*朝食開始後2時間から3時間の間で17mg/dlの上昇


DAY 4

朝食開始後90分から20分間のウォーキング
  終了後にリラックス感あり

朝食開始後2時間 80mg/dl

キッチンで昼食の前準備(野菜を切るなど)

  強いストレスを感じる

朝食開始後3時間 110mg/dl

*朝食開始後2時間から3時間の間で30mg/dlの上昇


DAY 5

朝食開始後80分から20分間のウォーキング
  終了後にリラックス感あり

朝食開始後2時間 96mg/dl

本を読んだり、ハーブティを飲んだり、リラックスできるように努める
  少しリラックス感

朝食開始後3時間 92mg/dl

*朝食開始後2時間から3時間の間で血糖値が初めて下降


グラフ 自己分析

ウォーキングで食後血糖値がある程度下がったことは、朝食開始後2時間の測定からも明白だ。なのに、朝食開始後3時間で上がるというのはどういうことか。摂取たんぱく質の量もそれほどではないため、上昇した3時間値が食物由来と考えるのは難しい。朝食開始後3時間までの間に強いストレスを自覚しているため、この上昇はストレスによるものとしか考えられない。それを裏付けるものとして、5日めでは台所仕事はせずにリラックスできるように努めたため、上昇はなかった。


結論・・・私の場合、ストレスで血糖値が20~30も上がってしまう!



「ストレスで死ぬ」というのは、まんざら嘘でもなさそうだ。実際、ストレスが身体にいろいろな支障をきたす。ストレスが高いと、胃が痛くなる人もいれば、血圧が高くなる人もいる。私の場合は、特に血糖値が高くなる。このままストレスを放っておいたら、高血糖が続いて糖尿病が悪化し、合併症を引き起こして死に至ることもある。


このままストレスにつぶされて死ぬのはイヤだ!


ということで、ストレス対策を真剣に取り組まないといけなくなった。負けないゾ~!パンチ!

それにしても、料理は嫌いじゃないのに、食事の支度をしているだけでストレスを感じるなんてショックだ。食材に気をつかったり、カーボカウントをしているのでストレスが溜まるのか? カーボカウントには慣れてきていて、いやではないのに・・・。私はこのキッチンと相性が悪いのか?! このキッチンには何かマイナスのエネルギーがあるような感じがする。いったい何なのだろうか・・・?

そして、ふとしたことから、私にとって大きなストレスのもととなっているものを発見する。それは、また次回に。