毎日の食事で主食の糖質の量をカウントし始め、食後のウォーキングも始めたが、精密検査(2時間のブドウ糖負荷検査)に行く決心がなかなかつかなかった。この検査では、糖尿病でも境界型糖尿病でもないことを証明したかった。

それまでに、この検査がどんなものであるか、ネットでだいたい調べていた。食後10時間ほどの空腹時(たいてい朝行う)にまず採血して血糖値を測り(空腹時血糖値)、次に75グラムのブドウ糖溶液(サイダーのような飲み物である場合が多い)を飲み、30分後、60分後、120分後にそれぞれ採血して血糖値の上がり具合と下がり具合を調べるというもの。

2時間の間に4回も採血・・・いやだなぁ・・・

採血って、ヘタな人がやると、本当に痛いからユウウツ。

もう一つ気になることが。

私はこれまでに75グラムものブドウ糖に相当する甘味料を一度に取ったことはほとんどないと思ったので、発作でも起こすのではないかと不安になった。これに相当する甘いお菓子や清涼飲料水ををイッキに食べり飲んだりしたことはない。発作どころか、昏睡状態にでも陥ったらどうしよう?!

実際、私のように空腹時血糖値がそれほど高くなくても、食後血糖値が高いため、ブドウ糖で血糖値が一気に上げってしまう人もいるようだ。

という感じで、この精密検査にはある程度の危険が伴うので、この検査より前にまず空腹時血糖値を単独で測るのが手順のようだ。このときの血糖値が基準の高さに達するとすぐに糖尿病であると診断され、ブドウ糖負荷検査は行わない。行うと、血糖値がとてつもなく高くなる危険があるからだ。ブドウ糖負荷検査は、境界型であるか真性であるかを見分けるために行うということらしい。

あー、この検査で倒れたらどうしよう。不安になってきた。