博識で地頭が良いが、人間性の欠落した"ヒト"ほど付き合いたくない人種はない。

2040年、シンギュラリティ(2045年)前夜。未来学者によれば、人工知能は進化を繰り返し、知能レベルは人間を超えると考えられている。

ここで、2040年時点の人工知能の知能レベルをアインシュタインと同程度と仮定する。人工知能はデジタルで、容易にコピーすることができるため、世界はアインシュタインを100万人でも1億人でもコピーして増やすことができる状態と言える。

一方で、不幸なことに現在の脳科学では、人工知能に"心"や"魂"が芽生えるか、よくわかっていないのだ。

23年後、我々は1億人のアインシュタイン並みに聡明で、人間性の欠落した"ヒト"と共存する、地獄のような世界につき落とされるかもしれない。

研究者の間では、人間の脳のメカニズム解明が大きな注目を浴びている。

 

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