こんにちは。
いつも訪問、ありがとうございます
「諸行無常」
わたしは、この言葉が好きです
とどまることなく、
常に移り変わる。
目に見えるもの、
つまり、物質的なもの、
3次元的なものはすべて、
いつかは移り変わり消えていく。
実際の物質はもちろん、
地位や名誉、役職、肩書き、
お金、そして肉体も・・・、
移り変わるんです。
そして究極的には、
この世界で表現されている「愛」でさえ、
変化します。
先日高速道路で移動中、
サービスエリアでペアルックのカップルを見かけました。
主人が、
「ペアルックのカップルがいる、幸せそうだね」
とわたしに話しかけました。
主人が話す前に、
すでにわたしもそのカップルを見ていました。
ふたりでドライブしていたんでしょうね。
仲良さそうに見えました。
(見た目にはペアルックがそれをうまく表現しています)
でも、すかさず私は主人に言いました。
10年後もペアルックだと思うって。
この言葉は一見、
夢がない言葉だなと思うかもしれませんが、
物質的なもの、というのは、
常に移り変わるので、
ペアルックのカップル=幸せ、とは
限らないのです。
たしかに”いま”、は幸せかもしれない。
なんでも共有していたい・・・、
どんなことでも一緒でいるのが当たりまえ、
と毎日がバラ色のように感じていても、
思いのずれはそのうちおとずれるので、
それに気づくこともできず、
互いのすれ違いが生じたときに、
「愛が壊れた」と解釈しがちになるのです。
違っていてもいつも一緒だよ、と
心底思えることが、
「ほんとうの愛」
相手の趣味嗜好に合わせることなく、
自分の好きなことを押しつけるでもなく、
互いを尊重しあえる関係性が、
ほんもの、です。
そのカップルが、
10年後も変わらずペアルックを着ていたら、
ほんもの、です
この世で表現される「愛」というのは、
残念ながら、「ほんもの」ではありません。
親子の愛でさえ、
依存関係にあることが多いのです。
でも、それにがっかりすることもありません。
そう思っていればいい。
そして、こう考えるのは、
「冷めていて現実的でない」と思うかもしれませんが、
真実を見極めていくことで、
ものごとの本質が見えてくるので、
決して現実的でないからと、
悲観することもないのです。
この世界は、
移り変わり、流れ、消えていくもの。
こう捉えることで、
すべてが一過性であることがわかります。
肉体の「命」もそうです。
それにこだわってしまうと、
いまの現実で起きていることに、
翻弄されてしまいます。
感染者が増えたと
あちこちで耳にしますが、
「へー、そうなんだ」です、笑
増えれば減ります、以上、まるです。
この世の幸せ、不幸でさえ、
変化し、消えていきます。
じゃ、永遠ってなに
永遠なのは、
”本質”だけです。
そして、変わり続けること。
これも永遠です。
常にわたしたちは、
変わり続けているのです。
今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ
