こんにちは。
いつも訪問、ありがとうございます![]()
感じる力![]()
わたしはいま、
常々、このことを実感しています。
「考える」と「感じる」。
言葉では、うまく表現できないけど、
反対のことを言っているのかな、と
思います。
わたしたちは「考える」と、
無意識になにかに自分を縛りつけています。
でも、「感じる」ことは、
自然なことなので、
とても自由を感じます。
小さな「枠」の中にしまい込むことで、
なんだか窮屈な感じがする。
自分が、”小さい人”に
なっちゃったような感じがする。
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先日、生徒から気づきをもらった話です。
5月からレッスンに通い始めている
小1の女の子。
とても内気で、自信がないときは、
口が貝になります![]()
レッスン中ほぼ、言葉を発することがないので、
わたしの方も反応がいまいちわからない時があって、
正直ちょっと気を遣うところもあります。
そんなある日、
始めてお勉強するヘ音記号の音符を
教えていたら・・・、
パニックになってしまったのか、
レッスンの最後に我慢できなくなって、
泣いてしまいました。
レッスン中は、こらえていたような感じ。
終わってから、一気に溢れてきたように見えました。
声に出して、泣いてしまったのです![]()
それを見たわたしも、
ついついもらい泣き・・・![]()
この時、彼女の内面では、
何が起こっていたのでしょうか![]()
わたしの質問に答えることができないくらい
自分の引き出しの中に何もない、と感じてしまい、
とても悔しくなったんだと思います。
その涙は、
「悔し涙」だと私は感じました。
そして、「悔しい」と感じると同時に、
見学していたお母さま、そしてわたしにも
置いていかれたような気持ちになり、
ひとりぼっちになったような感覚を
おぼえたんだと思います。
あの涙は、悔しさと孤独感と、
なんだかやるせない気持ちが溢れちゃったんだなーと
思うと、わたしの内面でも何かが共鳴して、
一緒に涙がこぼれてきたのを思い出します。
でも、口が貝になって言葉でなくても
ちゃんと感情表現はできるんです。
とくに、内気な人は、
言葉では表現するのが苦手なので、
態度やしぐさで表してくれることが多い。
子供は素直なので、
すぐに感情がおもてに溢れてきちゃうのです。
おもいっきり泣いていいよ・・・と
わたしはその時、その子に言いました。
そして、お母さまに、
「伸びるよ、この子は・・・」と
言った記憶があります。
一見、レッスンの現場で泣いてしまう子に対して
「なんで泣いてるの![]()
ちゃんとやりなさい
」と
言ってしまいがちですが、
ちゃんとやっているからこそ、
こういう表現になるんだと思います。
一生懸命向き合っているからこそなんだ、
そして、出た感情は抑えなくていいんです。
大人も同じ。
大人は特に、こういったマイナス感情は
”人前では出してはいけない”と
抑圧していることが多いので、
どんどん内側に溜まってしまいます。
悔しいときは、悔しいと感じる、
寂しいときは、寂しいと感じる、
やるせないときは、やるせないと感じる。
それでいいんです。
出していこ![]()
感じていこ![]()
言葉でのコミュニケーションではなかったけど、
確実に距離が近づいたと感じた
生徒とのひととき。
その子にとっては、
ちょっぴり”試練”だったかもしれませんが、
これが大きく成長します。
大丈夫![]()
その”原動力”は、
必ず自分を上へと押し上げてくれますし、
その時に感じたものに、
蓋をしないでほしい。
しっかり、感じていこ![]()
ここで、”否定”する力が働いたら
あなたは成長どころか、
自分で足をひっぱってしまいます。
自分を高めるのは、
自分自身です・・・。
「ご自愛」にも通ずること![]()
今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ![]()
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