こんにちは。
いつも訪問、ありがとうございます
エックハルト・トール著の本
「さとりをひらくと
人生はシンプルで楽になる」
をアメンバー限定記事で
わたしなりに解説しています。
(現在アメンバーの募集はしておりません)
現在、解説記事は80回を超えています。
そのうちの第1回〜30回までを
一般公開にしています。
(加筆修正をしてあらためてアップしています)
よかったらこの機会に
読んでみてくださいませ
第26回のおさらい。
これ、「大いなる存在」とつながるための
基本のきになります。
人はなんでも、
知識から”頭”で考えて、
答えを出そうとしますが、
「大いなる存在」を知ることはできません。
言葉で言い表しても、
それは、「ただの表現にすぎない」のです。
ズバリ
「フィーリング」です。
なんかビビッときた、
って一目惚れの時に使いますよね。
これは、人に対してだけではなく、
ものに対しても使います。
お店で、あるグッズに一目惚れした、とか。
ペットを見に行って、
あまりに可愛すぎて、
一目惚れして、連れて帰って来ちゃったと
わが家のペットに仲間入りするケースも。
これって、一目惚れした理由って
”なんとなく・・・”じゃない
これこれで・・・とか、
ここがよかったから・・・とかは、
きっと後づけであって、
頭で考えるよりも先に
感覚でピンときた、
みたいな感じではないでしょうか
「ほんとうの自分」、
「大いなる存在」も、
このフィーリングなのであって、
頭で考えてわかる存在ではありません。
先日、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組で、
エヴァンゲリオンの庵野監督が出演していました。
その中の、
庵野監督の印象的な言葉。
「僕の頭の中でイメージしたもので作ってもおもしろくない」
こんなことを言っていました。
庵野監督は、きっと
頭で考えることを超えたものを作りたくて、
苦悩しているんだなーと思いました。
クリエイティブなお仕事をする人は、
「人智を超えた発想から生まれる」
ことを知っていて、
でも、頭脳で絞り出してもアイデアは出てこない。
だから、苦悩するんですね。
とてもピュアな方のようで、
少年の心を忘れていない人ほど、
人智を超えたものを生み出せるような気がします。
「大いなる存在」とつながっている時に、
その発想は生まれるのだと思います。
だから、人は
そういうアイデアから生まれた作品に
心打たれるのではないでしょうか。
「頭で考えて作ったら、
前作の続きのものしか作れない」
と、庵野監督はおっしゃっていました。
まわりのスタッフは、
何をどう作りたいのか、
よくわかっていないみたいでしたが、
そこには、すごい信頼関係があるのでしょうね。
それでも、みんなついていくし、
監督のしたいことはわからなくても、
向いている方向は同じなんだな、と
見ていて感じました。
スタッフの気持ちがバラバラだったら、
いいものは作れないはず。
表面的には、
バラバラに見えても、
奥深いところでは、
つながっているんだね、みんなが。
すばらしいチームだな、と
思いました
わたし的には、
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は
きれいに完結したと思っております。
1回しか見ていないけれど、
見終わってスッキリした人のひとりです
シンジくんがあんなに
心の成長を遂げると思っていなかったし、
登場人物の中で一番、
精神的に”大人”になったのは、
シンジくんだと思います。
でも、シンエヴァは、
みんな、大人になったね
最後に、オレンジに染まる電車の中のシーンで、
お父さんの心の弱さを知り、
シンジくんがゲンドウくんに、
「その弱さを認めないからだと思うよ」
と、言ったセリフに、
ドーーーっと涙がこぼれてきました
シンジくんがこんな言葉を言うなんて・・・
私がエヴァンゲリオンのファンになったのは、
昨年の夏頃。
まだまだ浅いエヴァファンだけど、
こんなにすごい作品を今まで知らなかったことに
ちょっと悔しさも感じ、
すべてタイミングなんだと感じたこと、
そして、最後の作品を劇場で見れたこと、
そして、こんなにもすっきり終わってよいのか
というぐらいに、私の気持ちはすっきりしていたこと。
「大いなる存在」の話から、
エヴァンゲリオンの話になっちゃたけど、
これからはこういう直球の作品、
多くなると思います。
庵野監督ご自身が、
開放されたんでしょうね。
たくさんの気づきを
ありがとうございます
こういう外側の作品たちからも、
わたしたちは気づきを
もらえることができるのです。
100%、外の世界は、
わたしの内面の世界です。
すべてが、
わたしの内側にある。
外側に”汚い”ものとして見えるものは、
自分の内側にあるのです。
認めていこ
今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ