こんにちは
いつも訪問、ありがとうございます![]()
お盆の時期にふいにでかけた京都日帰り。
目的は・・・、
京都国立博物館
西国三十三所 草創1300年記念
特別展
「聖地をたずねて」
ー西国三十三所の信仰と至宝ー
2020年7月23日(祝)〜9月13日(日)
新型コロナウィルス感染予防のため、
春に行われる予定でしたが、
会期変更となり、現在行われています。
西国三十三所って、
1300年なんですね。
お四国は、5年くらい前に
開創1200年の節目だったような気がする・・・。
100年あまり、古い・・・。
本当に歴史を感じます。
さて、前回の記事からの続きになります。
前回の記事はこちら。
https://ameblo.jp/my-shellie-shellie/entry-12618224444.html
続けて、印象に残った作品のご紹介です。
「千手観音立像」
和歌山県にある、
3番札所、粉河寺のご本尊さまです。
われらが、千手観音さまです![]()
というのも、今年は子年。
子年のお守りご本尊さまが
千手観音さまなのです![]()
そして、わたしの生まれの干支でもあります。
(歳バレた![]()
まぁ、いっか・・・)
話は戻りまして・・・、
粉河寺の御本尊さまも、
「千手観音」さまなのですが、
秘仏とのことで、
この展覧会に展示の仏さまは、
秘仏の後ろに北向きに安置されている仏さまなのだそう。
なので、通称
「裏観音」、「北面観音」とも呼ばれているのだそう。
(図録より)
「お前立」ではないのですね。
”後ろ”なので・・・。
初めは聖観音さま、もしくは
十一面観音さまとして造られたそうで、
のちに、背面に材を足して、
脇手を追加して、千手観音さまに改造されたとのことです。
(こちらも図録より)
いやー、深いですね。
こういった記録が残っていたのか、
造り方から推測するのかわかりませんが、
専門家の方の目利きは本当にすばらしいと思いました![]()
ちなみに、こちらの仏さまは、
展示替えにより、
後期日程(8月18日〜)で展示されます。
なので、わたしは拝観できませんでした![]()
図録の写真で堪能します・・・![]()
さて、次は・・・、
「高野四所明神像」
7番札所、
奈良県の岡寺所蔵の”絵”です。
「高野四所明神」とは、
高野山麓の丹生都比売神社の
四柱ご祭神で、
丹生明神、高野明神、
気比明神、厳島明神のことを指すそうです。
白黒二匹の犬は、
高野明神の眷属で、
伽藍建立の適地を求めていた
空海さんを高野山に導いたという伝説があります。
高野山好きなわたしにとって、
高野明神の伝説の作品があるとは思わなかったので、
作品の前で、フリーズしてしまいました![]()
高野山の霊宝館(資料館)にも
この高野明神に関する作品があります。
(いつも展示しているかはわかりません)
奈良のお寺とこの作品・・・。
なんか接点は・・・、と
思ったら、
どうも、飛鳥地方は
高野山への巡礼ルートの途中にあたる場所なんだとか・・・。
つながってるね・・・![]()
そして、残念ながらこちらの作品は、
前期日程のみの展示となっていますので、
現在は展示はしていません![]()
「西国」という言葉だけあって、
関西地方に点在しているので、
わが家からはそう遠くはないので、
また行ってみたいと思います![]()
わたしの好きな宝塚歌劇のホーム
「宝塚大劇場」の近くにも、
「中山寺」という西国の札所がありますが、
いつも観劇の時には、
電車で通過してしまいました![]()
次はぜひ、
行ってみたいと思います。
まだまだ興味深い作品がたくさんありましたが、
ぜひ展覧会にご興味をもたれた方は、
行ってみてくださいませ。
お盆期間中でも、混雑はなく、
展示室内もゆったりとしていました。
混雑している時は、
入場制限するそうです。
感染予防対策もしっかりされていたので、
安心して拝観できると思います。
わたしにとって、仏さまは
”力”をくださるスーパーマンです![]()
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こんな時だからこそ、
自分だけではどうにもならない時に、
「お力、くださーい
」
って、拝めるところがあるのって、
うれしいですよね![]()
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たくさんの”仏さま”に
”パワー”と”愛”をいただきました![]()
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生きてるってすばらしーい![]()
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今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ![]()
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