こんにちは。
いつも訪問、ありがとうございます
名古屋港水族館へ行ってきました
イルカの水槽で・・・
今日は、空海さん(お大師さま)のお言葉から。
水月の円鏡(えんきょう)はこれ偽れるものなり、
身上の吾我もまた非なり。
如如不動(にょにょふどう)にして人のために説く、
兼ねて如来大慈の衣を着よ。
ー性霊集よりー
水に映る月影は仮の姿、
肉体に宿る自我もまた空(くう)である。
如来は人のために真理を説く、
その大いなる慈悲を衣としよう。
「水月の喩を詠ず」という詩の一節だそうです。
満月の夜、海や湖にはくっきりと月の姿が映りますが、
これはあくまでも仮の姿で、空で輝く月そのものが本物。
私たちの「自我」も同じで、
その姿をとどめることはできません。
この世界で輝けるのは、
私たちの本質である、
「本当のわたし」の衣を纏ったわたし、
なのではないでしょうか。
仏教では、
「大いなるすべて」
「無償の愛」のことを、
「慈悲の心」と呼んでいます。
言葉は違うけれど、
言っていることは、
同じだと私は思っています。
身近な人にはもちろんのこと、
誰に対しても、
この”慈悲の心”をもって、
接していきたいですね
月の光そのもののように、
わたしたちも
誰もが光輝く本質をもっています。
「自我」で蓋をしてしまっている人もいますが、
「自我」はほんとうの自分ではありません。
ニセモノの自分だとまずは認識し、
私のほんもの、を
表現していきましょ
恐怖や不安もニセモノ。
わたしたちの本質である
スピリットには、
不安や恐怖は存在できないのです。
もともと持ってないもの。
だから、不安や恐怖を感じると
心がモヤモヤするのです。
(本質とずれるから)
ニセモノの思いに囚われているんだ、
とまずは気づき、
「そんなのいらないよね・・・」
と、愛を持って手放してあげたら
ふっと私の心は軽くなる・・・。
心を軽くしていこう
本来の”光”で
「わたし」を照らしていこう
今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ