こんにちは。
いつも訪問、ありがとうございます
ここ最近の私の記事でよく書いている
「本当の自分」というワード。
なんだかよくわからない・・・
というメッセージをいただきましたので、
ヨーガの観点から書いてみたいと思います。
参考にした本は・・・。
綿本彰先生のご著書。
ヨーガについて、他にも出版されています。
いつも読ませていただいている、
私がヨガに興味を持ち、
真剣に取り組むようになったきっかけの本
いろいろなヨガの本がありますが、
ヨガを知らない人にも、
わかりやすい表現で書かれているので、
とても入りやすい内容になっていると思います。
今日は、その中の一部。
「私」って一体、何
という節から。
ヨーガでは、心の動きを完全に停止させたとき、
そこには本当の自分である『意識』が残されると教えます。
「無の境地」とよく言いますが、
何もかもがなくなって消滅してしまうのではなく、
『意識』という心の素材とも言えるものは残ります。
それをヨーガでは、
自分のエッセンス、
「本当の自分」であると教えるのです。
本当の自分、それ以前に
そもそも自分というのは一体何なのでしょうか?
実はこの究極の『自分』探しこそがヨーガのテーマであり、
心の止滅を通して、
『自分観』を変えることがヨーガの目的なのです。
ーーーーーーー中略ーーーーーーーーー
五感の刺激を感じている主体。
心の動きを認識している実体。
言葉で表現してしまうと、
何となく漠然としていて理解しにくいのですが、
この自分のエッセンスとも言えるのが、
心の動きを停止したときに体験できると、
ヨーガでは教えるのです。
これは、『魂』という言葉を使うと、
もう少しイメージしやすいかもしれません。
身体や五感や心の動きを止めた時、
それらを超えた存在である『魂』の状態になる。
それによって、
「自分とは、身体や心の働きから離れたところにあるもの」
ということを実感する。
「瞑想」は、自分の価値観をも変えてくれると
言われています。
「エゴ」の動きを鎮めるのも、
「瞑想」はとても役立つ、とこの本には書かれています。
(「エゴ」を鎮めたとき、「本当の自分」のエッセンスを体験することができるから)
人に対するジャッジメントや、
できごとものごとに対する「決めつけ」が多いなぁ・・・、
そんな自分を変えたいなぁ・・・、
と思っている方は、
「瞑想」をおすすめします
いきなり、「瞑想」って言われても、よくわからんし・・・
って思われるでしょう・・・。
そんな時は、「呼吸」にフォーカスします。
1分・・・。
「吐いてー」
「吸ってー」
「吐いてー」
「吸ってー」
をゆっくり意識しながらやってみる。
私たちが”当たりまえ”に毎日毎瞬行っている呼吸だって、
無意識でしょ
「意識的になる」というのは、
呼吸でさえも、意識して行う、ということだと
私は思います。
身体いっぱいに吸い込む空気をひんやり感じ、
鼻から出ていく空気の温かさを感じる・・・。
その時、身体から出る空気とともに、
自分の中の「手放したい思考や感情」も
一緒に吐き出すイメージで行うと
よりスッキリ感を感じるかと思います
これが、「気」の循環なのですね。
私たちは、いろんなエネルギーを循環させながら
生きています。
気持ち、お金、もの。
この世のすべてはエネルギー。
呼吸そのものだって、
もちろん、エネルギーなんです。
(私たちがそもそも、エネルギー体だからさ)
いろいろと突き詰めていくと、
「肩こり」
「腰痛」
など身体的な痛みも、
「イライラ」
「落ち込み」
など心の動きも、
「本当の自分」ではないのです。
「本当の自分」探し。
深いけど、そこに生きる目的があったりして・・・
今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ