いつも訪問、ありがとうございます
さてさて、今日の話題は・・・。
宝塚
休演が続いていますが・・・。
ちょっとロスぎみ・・・
3月22日(日)の雪組さんの
「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」
スカイステージ生放送を観て、
涙しました・・・
やっぱり、宝塚は“愛”がいっぱい
終演後の望海さんのあいさつや
退団者の挨拶、などなど
いろんなところに、“愛”がいっぱいつまっていて、観ていて胸が熱くなりました
一日も早く終息し、公演再開してほしいと願うばかりです。
その後の雪組さんの舞台のチケットは争奪戦
まだ、ゲットできていません
そして、望海さんまあやちゃんの卒業公演でもある「fff−フォルティッシッシモ–」。
これは、ベートーヴェンが主役の作品だそう。
ベートーヴェン、といえば
2020年に生誕250年を迎えた大作曲家。
今、生きていれば
250歳ということなんですね。
お芝居のタイトルの「fff–フォルティッシッシモ–」ですが、
音楽用語で、「できるだけ強く」とか
「ff(フォルティッシモ)より強く」という意味で、とにかくこの強弱記号のついている箇所では力強く演奏することが求められています。
ベートーヴェンはこの「fff」をより多く使用した
作曲家であったと思われます。
(音楽の傾向からして・・・)
あの ベートーヴェンを望海さんが演じるのか・・・、
かなり美くしく描かれるんだろうなー。
ベートーヴェンは、かなりの癇癪もちだったと言われています。
変わりもの・・・。
成功する音楽家は、
いわゆる「普通」の人、であるはずがなく、
むしろ、変わっている方が音楽家としては成功するのです。
モーツァルトもそう。
「天才」だったのでしょうね。
先輩でもあるハイドン(短い間だったけど師弟関係にあったそう)にも、言いたい放題だったそうで、周りの人を困らせるほどの性格だったとのことです。
そんなベートーヴェンを望海さんは
どのように役作りをされるのでしょうか
かなりエネルギーを使うお役になることは
間違いないですね
そんな、ベートーヴェンですが
「恋多き存在」であったようです。
中でも、「不滅の恋人」へ熱烈な思いを手紙に綴っていて、その手紙の相手はわかっていないそうです。
おそらく、宝塚で演じられるとすれば
まあやちゃんは、その「不滅の恋人」と言われた人を演じるのでしょうか
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私の天使、私のすべて、私自身よ。
私たちの愛は、犠牲によってしか、
すべてを求めないことでしか、
成り立たないのでしょうか。
あなたが完全に私のものでなく、
私が完全にあなたのものでないことを、
あなたは変えられるのですか。
ああ、神よ。
美しい自然を眺め、
あなたの気持ちをしずめてください。
どうしようもないことはともかくとして、
愛とは、すべて当然のこととして
要求するものです。
だから、私にはあなたが
あなたには私がそうなるのです。
(中略)
私たちの心がいつも互いに緊密であれば、
そんなことはどうでもいいのですが。
胸がいっぱいです。
あなたに話すことがありすぎて。
ああ、言葉など何の役にも立たないと思う時があります。
私の忠実な唯一の宝、
私のすべてでいてください。
(中略)
永遠にあなたの
永遠に私の
永遠に私たちの
ベートーヴェン 不滅の恋人への手紙より(抜粋)
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まさに、「運命の人」とわかっているような文面ですね
あの、頑固でわがままなベートーヴェンが
想い続けた人・・・とは。
いろんな説、がありますが、
晩年耳が聞こえなくなってから
ますます感性に磨きがかかり、
「人間の本質」
「ありのまま」で生きることの意味が
この手紙の文面からもわかっているような気さえしてきます。
このメモリアルイヤーである2020年に
またあらためて、ベートーヴェンという人物に
フォーカスし、自分なりに彼の人生を紐解く
機会を与えてもらったこと。
大好きな宝塚で、
しかも大好きな望海さんが
演じられ、それを観劇させてもらえる
というこんなすばらしいシンクロを
経験させてもらえたこと。
(舞台を見に行けるかはまだわかりませんが・・・、行きたい)
普段私はベートーヴェンのピアノ曲を弾くことは少ないのですが、
これをきっかけに今年はもう一度ピアノソナタやその他の小品にも
チャレンジしてみたいなぁと思っています。
写真はお借りしました。
美しすぎる・・・。
(音楽室の写真のベートーヴェンとはもはや別人)
この人なら好きになるよねー
今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ