いつも訪問、ありがとうございます
やっと、やっと・・・。
観に行くことができました
楽しみにしていた
東京国立博物館
「東寺展」
2019年3月26日(火)~6月2日(日)
今回チケットは、イープラスのスマチケを利用。
(入り口で少し緊張しましたが無事に入れました
)

スマホでスクショしました

なので、チケット購入には並ばずそのまま博物館敷地へ。
平成館への入場が40分待ちぐらい。
予想通りの混雑でした。
待っている間も、東寺の仏さまをたくさん観られるというワクワク感で、
とてもテンション高かった

そして、いよいよ中へ・・・。
展示室内はかなりの混雑。
当然、最前列へ行くことは難しく
比較的空いている作品から観ていくことに・・・。
密教法具なども展示があり、とても興味深々

今回細かく展示替えが行われていて、
期間を通して、いろいろと展示が変わっているみたいでした。
中でも興味があったのは、
「両界曼荼羅図」です。
私が行った時は、
「金剛界曼荼羅」の展示でした。
多くの仏像が展示されていた中、
やっぱり印象に残ったのは、
いわゆる
「立体曼荼羅」の世界。
東寺の講堂に安置されている21体の仏像の中から
15体を博物館に移動させ、
立体曼荼羅の世界をそのまま再現していました。
展示の仕方は一体一体観やすいように、
離れて展示していました。
360度全方位見られるので、
この機会にじっくりと拝見できて
本当に良かったです

来られていた仏さまは、
如来グループで(すべて重要文化財)
- 宝生如来さま
- 阿弥陀如来さま
- 不空成就如来さま
- 阿閦 (あしゅく)如来さま
菩薩グループで(すべて国宝)
- 金剛宝菩薩さま
- 金剛法菩薩さま
- 金剛業菩薩さま
- 金剛薩埵(さった)菩薩さま
明王グループで(すべて国宝)
- 降三世明王さま
- 軍荼利明王さま
- 大威徳明王さま騎牛像
- 金剛夜叉明王さま
天部グループで(すべて国宝)
- 持国天さま
- 増長天さま
- 帝釈天さま騎象
今回、写真撮影できる作品は・・・。
仏像イケメンとも言われている
「帝釈天さま」
です
座り姿もお美しい・・・
お顔もキリっとされています
立体曼荼羅とは、
空海の伝える密教の教えをわかりやすく表現したもので、
本来の平面で描かれているものではなく、
もっとリアルに伝えるために、仏像を曼荼羅に見立てて配置し、
それを具現化したものです。
曼荼羅の中央も、「大日如来さま」ですが、
この立体曼荼羅も中心は
「大日如来さま」なのです。
(東寺展では大日さまはお留守番のようでした)
購入した図録です。
やはり、仏像展は絶対購入する価値あり
です

(普段秘仏で公開されていない仏さまの写真も載っていることがあるので
図録眺めて拝見している気持ちになれるからです)
そして、図録の中の写真。
これが東寺の講堂内。
行くと、私はいつもここでフリーズします

この世界にどっぷりと浸かりたくて、
ただ眺めているだけで幸せな気分になれるから・・・



その仏さまが今回の展覧会で
一体一体後ろ姿まで拝観できるなんて
なんて幸せなんだろう・・・。
何度も何度もぐるぐると周って
目に焼き付けました。
あっという間の時間でしたが
とても中身の濃い時間・・・

帰りの新幹線も、
おいしそうなスィーツを購入して、
ルンルン気分で帰ってきました

しばらく余韻に浸ります・・・

すてきな一日をお過ごしくださいませ


