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すてきな本に出会いました
自分を変える「身口意(しんくい)」の法則
真言宗のお坊さまでもあり、
密教風水カウンセラーでもある種市勝覺さんの著書。
身口意とは、
身(行動)、口(言葉)、意(心・意識)。
密教の教えのひとつに、この「身口意」というものがあります。
この身口意の3つが揃うと、
自分がやろうとしていることが成し遂げられる。
揃っていなければ、失敗してしまうということ。
私は、空海さんの教えがとてもしっくりくるので、こういった本をよく読みますが、
中でもこの本は、とてもわかりやすく書いていて
読みやすかったです。
この本の中に、
「心の声」を聞く、という内容があって、
今したいと思っていることは本当に「わたし」がしたいことなのか、ということが書かれています。
ほとんどの人は、
自分の社会的立場を考えてものごとを考え行動しているので、心で思っていることが本音かどうかわからないのです。
◯◯しておいたほうがいい、
◯時までに◯◯しなきゃ。
というのも、
自分の立場からの思考かもしれません。
社会的立場。
父親。
夫、妻。
長男。
部長、部下。
母親。
など。
もし、そんなこと何も関係なかったら
それしたい
たぶんしたくないこともあるよね
自分が3歳の時(社会的立場とか関係なかった時)、どうしたか考えてみたらわかりやすいかもしれません。
行きたくない飲み会や、ママ友とのランチ。
日常の行いのありとあらゆることが
本当の自分とずれて行動していること、
誰にでもあるかと思います。
これは、「自分を満たしてあげること」にも
繋がってくることですが、
こういったささいな思考からくる行動は
ストレスの元になり、無駄なエネルギーを使ってしまうことにもなります。
そして、へとへとになって、
休みの日は家でゴロゴロしてしまう・・・。
そういった悪循環が
私たちの願望実現を遮断しているんだと思います。
今すぐできなくてもいい。
まずはプライベートな部分から自分の気持ちに向き合ってみるのもいいですね
「そんなこと言っても嫌われるかもしれない・・・」
とか思うかもしれませんが、
自分の気持ちを無視して、他人とうまくやるなんて本当はできないんです。
自分の気持ちを無視して行きたくない飲み会に行って、愛想笑いしても相手もそんなエネルギーは感じてしまいます。
いくら鈍感な人でも、
少しは感じているはずです。
結局、一線をひいたお付き合いしかできていないわけです。
付き合いで飲み会に行くことがいいこと、悪いことはないのですが、自分のエネルギーを消費させて疲れて、次の日何も手につかないぐらいヘトヘトになるぐらいなら行かない方がいいのです。
それが、「自分」を大切にすること。
一番大切な身近な人(自分)を
いたわり、慈しみ、
「愛」のエネルギーで満たしてあげること。
自分にしかできないこと。
まずは、自分を満たし
それから人に愛を与えていく。
してあげることそのものではなくて、
その時のエネルギーだから。
そんなことを書いた記事です。
今日もすてきな一日をお過ごしくださいませ