いつも訪問、ありがとうございます
平成最後のクリスマスも終わり、
いよいよ年末モードに突入ですね。
すでに仕事納めをして、冬休みに入っていますが
ピアノが恋しい・・・。
仕事のありがたさを感じる今日この頃・・・。
お盆や年末年始、GWには
いつもこの思考になります・・・。
ほんとうにありがたいね・・・
こういったまとまった休みの間に
普段できない勉強をして、
さらに磨いていきたいと思います
さて、そのピアノの話。
先週、大阪まで
フジコ・ヘミングさんのピアノリサイタルを聴きに行ってきました
スマホのアプリを駆使して、
なんとかたどり着いた、フェスティバルホール。
とてもすてきな会場でした

2階席のど真ん中でした。
大きなホールですので、
音響等響きが気になりましたが、
良席だったように思います

私が今までに発表会等で
客席のいろんな場所に座って聴いてみましたが、
響きのよい場所は、ピアニストの手元の見えない上手(かみて)後方の席がよかったように感じました。(上手は舞台に向かって右側)
音の広がり、響き等、
ピアノの蓋を開けた状態で演奏を聴くと
上手後方がきれいに聴こえるかなと思います。
演奏するピアノのメーカーにもよるかもしれませんが・・・。
演目は、定番のショパンやリスト、
今回私は初めて聴くモーツァルトがあったので
とても楽しめました。
歳を重ねてますます演奏に深みが増してきたように感じるフジコさんの演奏。
お若い頃の演奏も素晴らしいですが、
私は、今現在演奏されている「ラ・カンパネラ」は本当に感動します

「ラ・カンパネラ」の後半は、
ハンカチなくては聴けないほど魂を揺さぶられる演奏で、
鳥肌がたつほど素晴らしい

演目の最後にリストを数曲持ってくるスタミナがあるなんて、
お年を感じさせないパワーを感じました。
「愛の夢」も演奏されていました。
とても、ピュアの音色

ピュアな音色を奏でるって
年齢は関係ないんだなぁ・・・とフジコさんの演奏を聴いていて感じました。
「ありのままの気持ちを演奏に込める・・・」
そんなフジコさんのピアノに対するピュアな気持ちがそのまま音にあらわれていて、感動しました

脚を悪くされて、お一人で歩けず舞台袖からピアノまでは付き添いの方と一緒に歩いて来られた時には、「大丈夫なのかな
」なんて余計な心配をしてしまいましたが、

椅子に座り演奏を始めたとたん、別人でした

やっぱり、ピアノの前のフジコさんは、
パワフル

今回、会場限定のCDを購入してきました。
モーツァルトが初録音だそうで、楽しみです



古典派から現代まで幅広くレパートリーがあるフジコさんの演奏。
今回は、定番のドビュッシーも後半で聴くことができて
私の好きなショパンとドビュッシーを聴けて本当によかったです



80歳代になってもパワフルに活動を続けていらっしゃるそのお姿に
私ももっと頑張らないと・・・と、まだまだひよっこですが、
同じ音楽家としてとても誇りに思いました

好きなことを全うして生きる・・・。
そんな生き方に共感しています

来年は今以上に仕事の幅を広げていきたい・・・。
今この時期にフジコさんの演奏を生で聴くことができたことも、
これからの私自身、決意する何かヒントをいただけたような気がします

大阪まで行ってよかった

初めて行った淀屋橋のあたり。
会場に行く前に天王寺にある美術館で
「ルーブル美術館展」を観てから移動しましたが、
とても充実した一日でした

私自身の仕事の糧になることを自由にさせてもらえる今の環境に感謝しています



今日もすてきな一日をお過ごしくださいませ


