もらった縁を「ありがとう」で生かす

いつも訪問、ありがとうございます

今日は、「送り盆」ですね。（地方によって違います）

お盆は、この世とあの世の境が薄くなる　

といわれていて、

ご先祖さまがこの世に帰ってくるために

お仏壇にお花や食べ物をお供えをしたりして、

ご先祖さまをお迎えします。

普段よりも、ご先祖さまとのご縁に感謝を深められる・・・

とてもいい機会だと思います。

空海、お大師さまの言葉で、

われ諸法を観るに、

たとえば幻のごとし。

すべて是れ衆縁の合成するところなり。

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↑　こちらの本からの言葉です。

この世のすべては幻のようなもの。

すべては多くの縁によって生じた仮の姿である。

「般若心経」には

「空」の世界が説かれています。

この世のものは、実体のないもの。

すべて、移り変わっていくものだ、と説いています。

人との関係もそうですね。

私に関わる人は、

その時期やタイミングで、変わっていきます。

親子や兄弟は変わらないかもしれないけど、

赤ちゃんの時と大人になってからでは

関係性の微妙な違いはあるのではないかと思います。

その時々で変わる人間関係も

関わる人とのご縁をありがたく、

感謝の気持ちで接することができればいいですね。

どんなに、イヤな人でも

その人は自分にとって、

イヤなお役目をしてくださっている、

と気づきを得ることができれば

そういった人の存在も

ありがたく感じられると思います。

自分をよりよい方向に導いてくださっていることに気づき、

ありがとう・・・と思えたら、素晴らしいですね。

なかなかできないですけどね・・・

先にあの世に逝かれたご先祖さまにも

感謝をし、

今、生かせていただいていることへの

感謝をしましょう。

生きていること・・・。

それだけで、

私たちはありがたいのです・・・

お盆休みもあと少し・・・。

すてきな一日をお過ごしくださいませ