いつも訪問、ありがとうございます
今日は、お遍路の記事です。
一ヶ寺一ヶ寺、お寺の紹介ではなく、その時に私たちが感じたことや
経験したことなどを書いていきます。
ご興味あれば、ぜひ
2012年秋から2014年春にかけて、
四国八十八ヶ所の札所めぐりをしました。
目的は、主人の「42歳の厄落とし」
その目的も一ヶ寺一ヶ寺まわるごとに少しずつ変わっていきました。
お四国を回って変わった「人生観」
そのひとつひとつの経験が貴重なものとなりました。
そして、今のわたしにつながっています。
少しずつ、お遍路の話を書いていこうと思います。
2013年春、
初めてのお遍路、区切りうち、
4回目のお遍路旅、スタート。
今回は18番札所から32番札所まで。
3泊4日の旅の5回目の記事です。
前回までの記事はこちら
26番札所「金剛頂寺」を出て、お昼ごはんを食べがてら
寄り道したのが・・・。
北川村 モネの庭 マルモッタン
画家、クロード・モネが
晩年住んでいたジヴェルニーのお庭を再現した
ガーデンミュージアム。
色とりどりのお花が咲いていて、
とても心、癒されました
あっ、私が写っています
写真が少なくて、あまりご紹介できるものがなく・・・
お寺の風情とはまた違った・・・、
華やかな雰囲気を味わえました
さて、お遍路、続けます
続いて、27番札所。
今でも忘れません・・・
駐車場へたどり着くまでの道のりは、
とても険しく、急坂、ヘアピンカーブ、
林道わきにはガードレールもなく、
本当に上っている最中、
体が緊張しっぱなしでした
車が上らない・・・、
カーブが急で先が見えない・・・、
道幅が狭くてすれ違えない・・・、
林道わきにガードレールはなく、
寄ったら脱輪するかと思う恐怖・・・
忘れられない札所のひとつです。
そして、27番札所は、
「土佐の関所」ともよばれている
難所のひとつです。
27番札所。
神峯寺(こうのみねじ)
ご本尊 十一面観世音菩薩さま
仁王門。
先に石段がみえます。
160段ほどの階段を上って本堂へ。
るるぶによると、
神功皇后が戦勝祈願のために、天照大神ほか諸神をお祀りしたのが起源とされる。
その後、行基が十一面観音菩薩を刻み、本尊として安置。
さらに弘法大師さまが神仏合祀して、札所と定めたそう。
明治初期の廃仏毀釈で一時廃寺となったが、明治中期に再興されたとあります。
石段を上るとこんなに美しいお庭が・・・。
傾斜を利用した美しい庭園は、
歩き疲れたお遍路さんの心を癒してくれます。
ここ、神峯寺は山深く、標高も高いところにあるため、
ここに来るまでの道のりはお遍路さんをとても苦しめるのです。
まさに、修行のようです。
それでも、こんなに美しいお庭が迎えてくれるのですから、
苦労もどこかへ消えてしまいそうですね。
さすがにこの傾斜の石段は、病気の母には難しかったようです・・・。
この日は、石段続きだったので、
相当足が疲れます・・・。
しかも、まだ次の日もお遍路は続きますので、
疲れた足を癒すのも一苦労・・・。
母は、駐車場で待っていました。
写真で、この美しい風景を見せたら、
「上った人のご褒美だね」 と。
お寺の石段に対する私の価値観が
少し変わったような気がします。
上ったら、ご褒美・・・
美しい景色が上った人を迎えてくれる・・・
そんな、石段を上ることの楽しみ、に
気づかせてくれた旅でもありました。
今回はここまでです。
次回は、28番札所からご紹介します。
最後に、ご朱印です。
27番札所 「神峯寺(こうのみねじ)」
今日もすてきな一日をお過ごしくださいませ