いつも訪問、ありがとうございます
早いもので、もう週末・・・。
もうあっという間に、GWなのかな~。
早いね。
さてさて、先日の奈良の旅。
どんどん、書いていきたいと思います。
昨日の記事
まず初めに、石上神宮へ行ったのですが
その話は次回にします。
今日は、奈良国立博物館で開催されている
「快慶」展です。
奈良へ行ったのは、3年半ぶりくらい・・・。
前回の記事はこちらです。
↓
今では、一日で行ったとは思えないくらいの、ハードスケジュール。
今はどれだけのんびりか・・・わかります。
今回は、とにかく「快慶」展が目的
ということで、ゆっくり観ることができました。
ご存じ、鹿がたくさーんおりますよ。
鹿さんが、宣伝部長のようです・・・笑
今回は、ほとんどの展示作品が、
「仏像」です。
普段、お寺のお堂に安置されている仏像を
博物館へ一時的に出張というかたちで
私たちに一般に公開してくださる機会は、
本当にありがたい思いでいっぱいです。
なぜなら・・・。
ちゃんと、照明が当たっているから。
とか、
ぐるっと360℃、後ろ姿まで
拝見することができるから。
芸術作品として、
仏さまを拝見できること。
こんな機会は本当にありがたく思います。
初めて、仏像を博物館で拝見したのは、
東京芸術大学の美術館で開催されていた、
「興福寺の仏頭展」でした。
その時の記事はこちら
東京
十二神将を間近で見た時の感動と衝撃は
今でも覚えています。
それから、お寺の宝物館とか
博物館での仏像の常設展など、
たびたび、拝観させていただいています。
話しはもどって・・・。
「快慶」は・・・。
鎌倉時代の仏師で、
慶派のお一人です。
他に、有名な方では運慶もいます。
快慶は、熱心な「阿弥陀信仰者」だったようです。
今回の展覧会の多くは、阿弥陀さまではなかったかというぐらい
多くの阿弥陀さまにお会いしました。
快慶展の公式ページはこちら
快慶 展
下の写真は、図録から。
右は、京都醍醐寺の弥勒菩薩さま。
展示は4月25日から6月4日までなので、
これから展示予定です。
左は、安倍文殊院の文殊菩薩騎獅像。
こちらも参考資料で、展示はありませんが、
この像の中に入っている「書」の展示はありました。
この仏像は、ご本尊の文殊菩薩さまの脇に
4人の像がいらっしゃって、すべて国宝なんだそう。
写真の展示はありました。
すべて、快慶作だそうです。
このような、参考の写真も
図録には載っていて、
展覧会だけでなく、
もっと深く知りたい場合は、
図録で振り返る・・・のもいいのではないかと思います。
高野山の仏像も多く展示されていました。
そのうちの一体がこちら。
孔雀明王さま。
一般的に、「明王」は
「怒りの表情」をしているのに対し、
孔雀明王さまは、穏やかなお顔をされているので、
慈悲を表す、「菩薩」として位置づけされているようです。
こちらの仏像は、5月7日までの展示ですので、
ご覧になりたい方は、お早めにお出かけくださいね。
本当にみどころ満載でした

同じ仏像を何度も何度も行ったり来たりして、
いろんな角度から拝見させていただいて・・・。
ありがたい機会です。
そして、もうひとり、慶派の有名な仏師。
「運慶」展も、
秋に東京にやってきます。
チラシです。
公式サイトオープンしています。
運慶 展
こちらも楽しみです


また、奈良国立博物館には
常設展示の
「なら仏像館」
があり、定期的に展示替えを行っています。
古くは、飛鳥時代の仏像もあり、
とても興味深く拝見させていただきました。
特別展示では、室生寺で発見された二天王立像が展示していました。
ちょっと前にテレビで見たあの仏像かな(映像では仏像は見せてなかったですが、発見されたお話しをしていました)
仏像への興味は尽きません・・・

次回は、石上神宮です。
今日もすてきな一日をお過ごしくださいませ

