いつも訪問、ありがとうございますニコニコ

 

 

12月に入り、冬らしくなってきました。

 

 

今年もあと一か月・・・。

 

 

なんとなくまだ実感はありませんが、いつもどおり・・・でいきたいと思いますニコニコ

 

 

 

さて、先週行った高野山のお話しです。

 

 

 

 

 

年に一回は祖父と祖母のお墓参りを・・・と思い、私の心の聖地でもある高野山にお参りできることを楽しみにしています。

 

 

 

高野山はすっかり冬・・・。

 

 

 

この日は最高気温が7℃という寒さ。

 

 

 

900mの山の上まで、30~40分ほど車でのぼります。

 

 

 

大門が見えてくると一気に気分があがります照れ

 

 

 

 

 

上の写真は2014年に行った時の写真。

 

 

ここが高野山の入り口になります。

 

 

 

 

 

まずは、大伽藍。 根本道場へ。

 

 

ここの参道も「気」がきれいでとても好きです。

 

 

紅葉も終わり、参拝に訪れる方もずいぶんと減って、落ち着いた雰囲気でした。

 

 

 

 

相変わらず根本大塔は色鮮やか!!

 

 

 

曇っていたので、赤もくっきり・・・とはいきませんが、それでも圧倒される色です。

 

 

中は・・・。

 

 

撮影はできませんでした・・・。

 

 

お堂の中は、曼荼羅の世界を立体的に表現しています。

 

 

 

中央に胎蔵界の大日如来さま、四方に金剛界の四仏(不空成就如来、阿閦如来、宝生如来、阿弥陀如来)、そして16本の柱には16大菩薩を配して立体曼荼羅を表しています。

 

 

そもそも金剛界と胎蔵界は別々の世界観なのですが、弘法大師さまは本質的にはひとつのものという意味で、ここにふたつの世界がひとつであらわされているのだそう。

 

 

とても荘厳な空気に包まれていて、大きな仏さまに圧倒されながらもしばらく動けず、中央の大日如来さまをしばらくみつめていました。

 

 

本当に神々しい仏さまです。

 

 

優しいお顔で見守ってくださるそのお姿は、まさに「太陽」の存在。

 

 

密教では、大日如来さまは宇宙そのものをあらわす仏さまで、中心的な意味合いで最高の仏さまと位置づけられています。

 

 

 

 

ここ、根本大塔は弘法大師さまが時の天皇(嵯峨天皇)から、高野山に修行の場をということで賜ったといわれています。

 

 

 

それから1200年。

 

 

 

今も修行の場として、多くの若い僧たちが修行しています。

 

 

 

そして、永遠に瞑想を続ける弘法大師さまがいらっしゃる御廟は奥の院にあります。

 

 

 

 

 

奥の院へ続く参道。

 

 

ここには数々の歴史に名を遺す戦国武将も眠っています。

 

 

 

 

浄土真宗の開祖でもある親鸞聖人さまの供養塔もあるんですよ。

 

 

親鸞さまも高野山を何度も訪れています。

 

 

そして、修行も経験されています。

 

 

教えはまったくことなりますが、親鸞聖人さまにとっても高野山は聖地だったのでしょう。

 

 

 

 

ここを歩くと、気持ちが落ち着き自然と気分が上がっていくのがわかります。

 

 

胸が高まる感じではなく、気持ちがきれいになる・・・といった感じです。

 

 

とてもいい「気」がここにはあります。

 

 

そして、奥の院へ。

 

 

御廟橋を渡ると一気に「気」が変わります。

 

 

シーーンとした空気。

 

 

ここでは私語は慎みましょう。

 

 

お大師さまが永遠に眠る場所へ。

 

 

御廟は、とても静かで、ほとんど人もいなくてゆっくりお大師さまと向き合えたような気がします。

 

 

とても神聖な時間・・・。

 

 

燈籠堂では、ご祈祷が始まるところでした。

 

 

僧侶の方が読経を始め、空気が一変。

 

 

私もしばらく外側で合掌していました。

 

 

何度お参りしても、ここの「気」は毎回新鮮。

 

 

気持ちもリフレッシュし、生きていることに感謝。

 

 

祖父がここの修行僧でなければ、こんなに高野山を訪れることもなかったと思うと、ご先祖さまのご縁にも感謝です。

 

 

 

参道に差し込む優しい光が、まるでお大師さまの優しい心をあらわすような・・・そんな気持ちさえしました。

 

 

 

 

とてもよいお参りができました。

 

 

いつもいつもありがとう・・・。

 

 

 

 

今日もすてきな一日をお過ごしくださいませルンルンキラキラ