正確には、もう今日の午後。
普段では考えられないような、緊張のシチュエーションを迎える。
歌唱の録音をするのだ。
しかも、ツインソウル疑惑氏がピアノ伴奏をつけてくれる。
録音は初めて。
しかも、急遽決まったことだし、これに向けて曲を仕上げたとかそんなことはしてないし、もうぐちゃぐちゃになること必須。
でも、ね。
最近、この事をカードに聞いてみると、アドバイス全てが「楽しめ!」。
少しでも上手く歌えますように。
少しでも上手く聞こえますように。
とか、いろんな事が頭に浮かぶ。
でもね、でもね。
「カラオケで録音してもいいんだけど、ピアノ弾いてあげるから」と言ってくれたツインソウル疑惑氏。
私が思う音楽の一番の魅力は、リズムの共有だ。
音は波動となり、身体中の細胞と血液を揺らし、リズムを共有している間は、人は、同じ波動に包まれる。
なにより心地好い関係性。
それを、ツインソウル疑惑氏と共有できる、またとない機会だ。
いつも、お稽古ではピアノを弾いてくださるけど、それはお稽古。
作品ではない。
以前、ツインソウル疑惑氏に叱られた。
「ピアノ、待ってないで!伴奏だから、ピアノが、歌に合わせるの!あなたが、意思を以って引っ張るの!」
そこ迄、歌い手の呼吸を読んでの演奏。
私たちができる事の、第一歩。
録音、そしてその先の事に、緊張したりすくんだりするけれど、
目の前のツインソウル疑惑氏との共同作業を、楽しむことを第一義に考えよう。
どうせ、喉も身体もこんなんだし。絶好調に絶不調。
二人の波動を合わせる事。
どんな大ピアニストの伴奏よりも、私にとって魅力的極まりないものだから。
そして、思い出したのは、これ。
この通りだ。
きっとこれから、何度も何度も、二人で「作品」を作って、
彼の伴奏で歌う事なんて、なんとも思わない時がくるんだろうけど、
でも、何事も「初めて」の時は一度きり。
「初めて」の時間を大事にしよう。
緊張も、恥ずかしさも、戸惑いも、嬉しさも、全てを味わいつくそう。
彼と溶け合うように、音楽を奏でよう。
そして、終わった後、どんな感情を感じるか。
そこを楽しみに、彼と向き合おう。
こないだの会話じゃ、彼もきっと明日に向けて、ピアノの練習してくれているはず。笑。
それだけを、その,キモチだけを大切に。
いってきます。
